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J-GLOBAL ID：201402236472107602   整理番号：14A0608182

これからの自動車と高分子材料・技術 セルロースナノファイバー-来来の車は植物で創る-

著者 (1件)： 矢野浩之 (京大 生存圏研)
資料名： ポリファイル  (Polyfile)
巻： 51  号： 5  ページ： 34-38  発行年： 2014年05月10日 
JST資料番号： S0870A  ISSN： 0910-2175  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 京都大学生存圏研究所で2000年から行ってきたセルロースナノファイバー(CNF)について述べた。2001年にCNFと樹脂との複合で鋼鉄の1/5の軽さで鋼鉄の強度に匹敵する材料を開発した。2004年にはCNFを補強繊維に用いたフレキシブルで低熱膨張の透明ナノ材料を開発した。2005~2006年にはCNFで非結晶ポリ乳酸樹脂を強化し,10wt%の添加で弾性率および強度が1.3倍に増大した。2007~2009年にはガラス繊維代替を目的として,CNFによる熱可塑性樹脂ならびに天然ゴムの補強に関する研究を行った。変性CNF強化不飽和ポリエステル樹脂材料開発では,CNF率90wt%で軽くて低熱膨張で高強度の材料を開発した。また天然ゴムの補強を行いタイヤを試作して実車で走行試験をした。2010~2012年にはグリーンサステイナブルケミカルプロセスの基盤技術開発を行い,CNFによる自動車部材の高機能グリーン化に取り組んだ。

シソーラス用語： *ナノファイバ ,  *セルロース繊維 ,  セルロース ,  天然ゴム ,  タイヤ ,  グリーンケミストリー ,  透明材料 ,  ポリ乳酸 ,  繊維強化熱可塑性プラスチック ,  強化ゴム ,  材料 ,  ポリオレフィン ,  応力歪特性 ,  不飽和ポリエステル ,  *セルロースナノファイバー ,  繊維強化ゴム ,  自動車用材料 ,  環境管理 ,  管理 ,  環境保全 ,  特性
準シソーラス用語： 自動車材料

分類 (2件)： 充填剤,補強材  (YH05030J) ,  自動車材料  (YH06050M)

タイトルに関連する用語 (4件)： 自動車 ,  高分子材料 ,  セルロースナノファイバー ,  植物