抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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文脈:システム開発時のユーザ参加(UI)はシステムを成功(SS)に導くことが直観的に受容された。しかし,UIとSSの関連性を経験評価すると結果は必ずしも正ではなかった。目的:研究結果を合成することによりUI-SS関連性を探索する。方法:証拠に基づくソフトウェア工学のガイドラインに従ってシステマティック文献レビュー(SLR)を行い,9つの研究課題,ユーザの特定,UIの展望,UIの便益・問題と課題などに回答するデータを抽出した。結果:選択した87の実証的研究の内,52がUIの肯定的貢献を,12が否定的貢献を報告し,23は不確実であった。UI-SS関連性は直接的でも二値でもなく,役割を果す多様な要因がある。ユーザの特定・参加度とレベル・ソフトウェア開発段階・研究方式の選択が影響を与えるとされるが,その経験的証拠は不十分である。結論:UIはSSに肯定的に貢献することを示したが,両刃の剣でもある。UIを効果的に管理するための要因を特定できた。Copyright 2014 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.