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J-GLOBAL ID:201402236635883940   整理番号:13A1538247

ヒト末梢血単核細胞におけるS+G2/M細胞周期アレスト,アポトーシスおよび酸化性DNA損傷に及ぼすベンゼンの効果

Effects of benzene on S+G2/M cell cycle arrest,apoptosis and oxidative DNA damage in human peripheral blood mononuclear cells
著者 (8件):
資料名:
巻: 28  号:ページ: 940-943  発行年: 2012年 
JST資料番号: C2523A  ISSN: 1007-8738  CODEN: XFMZFM  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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ヒト末梢血単核細胞(PBMCs)におけるベンゼン誘導細胞周期アレストおよびアポトーシスの観測と確認および酸化性DNA損傷に対するその影響の調査。方法:PBMCsを単離して24時間培養し,その後対照としてアルコール溶媒,低,中,および高濃度ベンゼン(0.5,5,50μmol/L)を各々補充した4群に分割した。さらに24時間後,著者らはMTTにより細胞成長アレストを分析し,フローサイトメトリーにより細胞周期およびアポトーシス率を検出し,DCFH-DAアッセイにより活性酸素種(ROS)の含有量を,キサンチンオキシダーゼ試験によりスーパーオキシドジスムターゼ(SOD)活性を,チオバルビツール酸試験によりマロンジアルデヒド(MDA)含有量を,ELISAによりグルタチオン(GSH)含有量を,単一細胞ゲル電気泳動(SCGE)技術と小核分析によりDNA損傷を測定した。結果:対照群と比較して,S相の誘導およびG2/Mアレストと共に(P<0.05),用量依存様式においてベンゼンは細胞生存性を低下させ(P<0.05),細胞アポトーシスを増加させた(P<0.05)。一方,ベンゼンは細胞内ROSとMDAの蓄積,小核率,コメット率およびコメットテイル長を誘導し,溶媒対照と比較して用量依存的で統計的に有意である(P<0.05)ことが認められた。SODの活性とGSHの含有量は有意に低下した(P<0.05)。結論:ベンゼンはPBMCsにおける細胞アポトーシス,S+G2/M相蓄積および酸化還元状態の変化を誘導し,脂質過酸化の効果ならびにDNA損傷を強化する。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (3件):
分類
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細胞分裂・増殖  ,  分子遺伝学一般  ,  脂質一般 

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