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J-GLOBAL ID：201402236740239193   整理番号：13A1971831

重原子含有固定相によるハロゲン化溶質の保持

Retention of Halogenated Solutes on Stationary Phases Containing Heavy Atoms

著者 (4件)： MIWA Toshio (Chubu Univ., Aichi, JPN) ,  YAMAMOTO Atsushi (Chubu Univ., Aichi, JPN) ,  SAITO Mitsuru (Nippon Filcon Co., Ltd., Tokyo, JPN) ,  INOUE Yoshinori (Nippon Filcon Co., Ltd., Tokyo, JPN)
資料名： Molecules (Web)  (Molecules (Web))
巻： 18  号： 5  ページ： 5163-5171 (WEB ONLY)  発行年： 2013年05月 
JST資料番号： U7014A  ISSN： 1420-3049  CODEN： MOLEFW  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： スイス (CHE)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 固相抽出(SPE)とクロマトグラフィーによる分離での弱分子間相互作用の影響を調べるために,筆者らは,親水性のベースポリマーの表面への水酸基とハロゲン化芳香環の固定化によって,重原子効果層を有する新規固定相をいくつか合成した。この機能性材料を充填したSPEカートリッジを用いて,筆者らは,本重原子固定相が,水素結合をブロックする1-プロパノール,又はπ-π相互作用をブロックするアセトニトリルなどの有機溶媒中でハロフェノール類を選択的に保持することを見出した。本材料のハロフェノールに対する抽出効率は,官能基として存在するフェノキシ基の双極子モーメントに依存した。一方,溶質の官能基に対する抽出効率は,それらのモル屈折率,即ち,誘起双極子モーメントに依存した。本固定相に対する溶質の保持は,大きな分子間相互作用に依存するだけでなく,分散力などの弱い相互作用の効果にも依存した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *重原子法 ,  *固定相 ,  *ハロゲン化合物 ,  *溶質 ,  固相抽出 ,  クロマトグラフィー ,  機能材料 ,  双極子モーメント ,  分子間相互作用 ,  *保持容量 ,  脂肪族アルコール ,  フェノール類
準シソーラス用語： π-π相互作用【分子】

分類 (2件)： 抽出  (CC01040H) ,  芳香族単環フェノール類・多価フェノール  (CF05090V)

物質索引 (9件)： 1-プロパノール ,  2,4,6-トリブロモフェノール ,  2,4,6-トリクロロフェノール ,  2,6-ジクロロフェノール ,  2,4-ジクロロフェノール ,  2,4-ジブロモフェノール ,  3-ブロモフェノール ,  4-ブロモフェノール ,  フェノール

タイトルに関連する用語 (4件)： 原子 ,  固定相 ,  ハロゲン化 ,  溶質