抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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資源の枯渇が表面化してきた今日,スクラップの有効活用が重要課題である。本研究においては,鉄スクラップの利用における課題の一つである銅による汚染(機械的性質に悪影響をおよぼす)の排除を検討した。その基本的概念は,鉄スクラップへの銅の混入の大きな要素として鉄鋼にロウ付けされた銅を挙げ,前処理としてロウ付けされた銅を除去するものである。鉄/銅ろう付け用ろう材の融点を考慮し,この温度に保持した環境の中で機械的に銅を除去する実験を実施した。この除去実験では静的(自然落下)と動的(強制剥離)な手法を検討した。この実験から,鉄と銅の融点以下およびろう材の融点以上での処理で銅を100%除去できることを明らかにした。