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J-GLOBAL ID：201402236799298649   整理番号：14A0227184

ギャップ中に生じる同時堆積炭素薄膜の重水素保有および放出特性

Deuterium Retention and Desorption Behavior of Co-Deposited Carbon Film Produced in Gap

著者 (9件)： NOBUTA Yuji (Lab. of Plasma Physics and Engineering, Hokkaido Univ.) ,  YOKOYAMA Kenji (Japan Atomic Energy Agency) ,  KANAZAWA Jun (Lab. of Plasma Physics and Engineering, Hokkaido Univ.) ,  YAMAUCHI Yuji (Lab. of Plasma Physics and Engineering, Hokkaido Univ.) ,  HINO Tomoaki (Lab. of Plasma Physics and Engineering, Hokkaido Univ.) ,  SUZUKI Satoshi (Japan Atomic Energy Agency) ,  EZATO Koichiro (Japan Atomic Energy Agency) ,  ENOEDA Mikio (Japan Atomic Energy Agency) ,  AKIBA Masato (Japan Atomic Energy Agency)
資料名： Plasma and Fusion Research (Web)  (Plasma and Fusion Research (Web))
巻： 7  ページ： 2405134-2405134 (J-STAGE)  発行年： 2012年 
JST資料番号： U0045A  ISSN： 1880-6821  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ギャップと呼ばれるプラズマ対向表面上の開口中への,重水素の炭素との同時堆積を,炭素電極による重水素アーク放電を用いて模擬した。炭素堆積分布と薄膜の重水素保有/放出特性を調べた。堆積炭素量はギャップ開口からの距離が増加すると指数関数的に減少し,放電ガス圧を高くするとさらに急速に低下する。炭素薄膜中の重水素濃度は,放電ガス圧とともに増加する。36Paの高い放電ガス圧では,炭素薄膜中のD/C原子比は0.9に達する。薄膜中に保有される重水素は,主としてD₂,HD,CD₄およびC₂D₄の形で放出される。保有重水素の放出挙動はD/Cに依存する。D/C比が高い薄膜中では,低い温度でD₂放出が始まる。放出炭化水素(,CD₄とC₂D₄)はD/Cとともに増加する。高いD/Cを有する炭素薄膜はポリマ状構造を有する傾向があり,これは保有重水素の放出特性と関係している可能性がある。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *プラズマ対向材料 ,  核融合材料 ,  核融合炉 ,  重水素 ,  *薄膜 ,  熱脱着 ,  間隙
準シソーラス用語： ギャップ ,  *重水素保有 ,  *重水素放出 ,  *炭素薄膜 ,  *同時堆積 ,  熱脱離

分類 (2件)： 核融合装置  (BJ02083Z) ,  固体-プラズマ相互作用  (BJ02033W)

タイトルに関連する用語 (6件)： ギャップ ,  堆積 ,  炭素薄膜 ,  重水素 ,  保有 ,  放出