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J-GLOBAL ID:201402236948133160   整理番号:14A0844324

Al2O3-CaO-SiO2-Cu2O系スラグと溶銅間における白金族金属の分配比に及ぼすスラグ組成および酸素分圧の影響

Effects of Slag Composition and Oxygen Potential on Distribution Ratios of Platinum Group Metals between Al2O3-CaO-SiO2-Cu2O Slag System and Molten Copper at 1723 K
著者 (2件):
資料名:
巻: 78  号:ページ: 267-273 (J-STAGE)  発行年: 2014年 
JST資料番号: G0023A  ISSN: 0021-4876  CODEN: NIKGAV  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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本研究では,溶銅を用いた白金族金属(PGM)リサイクルプロセスにおける還元熔錬工程の基礎として,Al2O3-CaO-SiO2系スラグと溶銅間のPGM(Pt,Rh,Pd)の分配係数を1723Kで測定した。得られたPGMの分配比に基づきスラグ中のPGM酸化物の存在形態について考察し,その活量係数で算出した。その結果を以下に要約する。1)スラグ中の銅濃度が18mass%になるとスラグ相が二液相分離を起こし,Cu2Oを18~20mass%含むスラグ融体と純粋なCu2Oに近いスラグに分離した。2)酸素分圧がlogPO2=-8.0より高くなると,またスラグの塩基度が高くなると,スラグへのPGMロスが大きくなる挙動を明らかにした。3)本スラグ中のPtおよびPd酸化物の活量係数を求めた。4)PGMのスラグへのロスを極力抑え,溶銅中に濃縮させるには,スラグ中へのCu2O添加量を適正化し,さらに低塩基度スラグで還元熔錬することが好ましい。
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分類 (2件):
分類
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製錬  ,  廃棄物処理 
引用文献 (15件):
  • 1) T. Okabe: Kikinzoku•Reametaru no risaikuru gijyutsushusei, (NTS, 2007) pp. 76–101.
  • 2) S. Nakamura and N. Sano: Metall. Mater. Trans. B 28(1997) 103–108.
  • 3) S. Nakamura, K. Iwasawa, K. Morita and N. Sano: Metall. Mater. Trans. B 29(1998) 411–414.
  • 4) H. Shuto, T. H. Okabe and K. Morita: Mater. Trans. 52(2011) 1899–1904.
  • 5) K. Morita, C. Wiraseranee, H. Shuto, S. Nakamura, K. Iwasawa, T. H. Okabe and N. Sano: Mineral Processing and Extractive Metallurgy 123(2014) 29–34.
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