抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本論文は,米国のProject Manegement Institute(PMI)の活動状況と大学の教育プログラム認定制度「GAC」を説明し,事例として慶應義塾大学大学院システムデザイン研究科(慶應SDM)を紹介する。GACは,プロジェクトマネジメント教育を行う大学,大学院等の教育機関の教育の質を評価し認定する制度であり,認定教育機関となれば学生や教員に優秀な人材が集まり,他機関と差別化できるメリットがある。日本ではPMBOKガイドラインを主たる教材を用いて体系的にプロジェクトマネジメント教育を行っている教育機関はまだ少ないが,著者の所属する慶應SDMでは3つの工夫:1)文系・理系,年齢・性別。国籍等を問わない多様な人材の融合教育,2)具体的なプロジェクトを体験するプロジェクトベース教育,3)PMBOKガイドラインの9知識エリアを網羅した教材を用意したカリキュラム構成の工夫,を行って教育効果をあげている。