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J-GLOBAL ID:201402237640898340   整理番号:14A0162763

X選別精子を用いた胚の体外生産のための過剰刺激したホルスタイン雌牛からの体内成熟卵母細胞の生産の最適化

Optimizing production of in vivo-matured oocytes from superstimulated Holstein cows for in vitro production of embryos using X-sorted sperm
著者 (11件):
資料名:
巻: 97  号:ページ: 743-753  発行年: 2014年02月 
JST資料番号: C0282A  ISSN: 0022-0302  CODEN: JDSCAE  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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本研究は,X選別精子および生体内卵子吸引(OPU)により採集した体内成熟卵母細胞を用いた体外受精(IVF)によって乳牛から雌胚を生産するための効率的なシステムを確立することを目的とした。非泌乳ホルスタイン雌牛(36頭)にCIDRを膣内留置し(第0日),第5日に主席卵胞除去(DFA)または100μgのGnRHによる排卵誘発し,FSHおよびPGFにより過剰刺激した。実験に応じ第8日の夕方または第9日の朝に,CIDRを除去した。LHサージを誘導するために,第10日の朝にGnRHを200μg投与した(0時間)。実験1では,排卵卵胞のピーク(48.1%)はGnRH注射(0時間)後29~32時間で検出され,排卵開始時期の範囲は,発情開始時期(32.7±4.7時間)よりむしろGnRH投与からの時期(30.0±2.8時間)によって小さくなった。実験2および3では,OPUを26時間で実施し,IVFをGnRH後30時間で行った。実験2では,膨潤卵丘細胞を有する卵母細胞の83.3±10.8%が,GnRH注射後30時間で第一極体を放出した。実験3の目的は,過剰刺激前のDFAまたはGnRH誘発性LHサージのいずれかが,過剰刺激後のIVFによる胚生産の効率に及ぼす影響を比較した。DFA群における第10日~第12日のプロゲステロン濃度は,GnRH群よりも低かった。DFA群ではGnRH群と比べて,8mm以上の卵胞に由来する膨潤卵丘細胞を有する回収卵母細胞の割合が高いことが観察された(それぞれ,95.9および77.4%)。DFA群およびGnRH群の胚盤胞率(それぞれ,58.0および52.8%)は,非刺激OPUにより採集し,体外成熟した卵母細胞のそれら(49.9%)と差はなかった。しかし,高品質の胚盤胞の割合はDFA群でGnRH群よりも高かった(54.9vs.21.5%)。著者らの結果は,排卵誘発と組み合わせたDFAおよび過剰刺激の後に雌牛からOPUで採集した体内成熟卵母細胞を用いたX選別凍結精子とのIVFによって,高品質な胚盤胞を高い割合で生産できることを実証する。Copyright 2014 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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牛  ,  繁殖管理 
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