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J-GLOBAL ID:201402237802510472   整理番号:14A0235854

Vrn-1,Ppd-1遺伝子と早晩性自体がアルゼンチンのパンコムギ品種の出穂に及ぼす効果

Effect of Vrn-1, Ppd-1 genes and earliness per se on heading time in Argentinean bread wheat cultivars
著者 (9件):
資料名:
巻: 158  ページ: 73-81  発行年: 2014年03月01日 
JST資料番号: W1910A  ISSN: 0378-4290  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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フェノロジー,特に出穂期を予測することは,登熟中に,霜,干ばつ高温の被害リスクを回避および/または最小限にするのに重要である。日長と春化応答に関連する発生を制御する主動遺伝子のいくつかは同定されたが,そうした遺伝子の分子特性と日長感応性との関連,春化応答や早晩性自体の研究は不十分である。本研究では,アルゼンチンの広範囲なパンコムギ実用品種において,日長と春化遺伝子(と分子的アプローチで特性分析された対立遺伝子の組合せ)が出穂期に及ぼす効果と,圃場実験で測定されたフェノロジーのパラメータとの相関を調査するために行った。さらに,日長と春化応答間と早生性自体との関連性を分析した。分子特性解析によって,市場で入手できる実用コムギ品種のほとんどは,日長感応性の春播性(SS)に続いて優性の日長非感応対立遺伝子(SI)をもつ春播性と対応し,秋播非感応性(WI)は少数グループに属することがわかった。本研究で扱うすべての遺伝子型は(SIやWIに分類されるものですら),特定時期の持続時間と出芽~出穂期に感応される平均日長との関係の勾配としての生理学的解析からその形質を定量化したとき,日長感応性である。SIは,SSとWIよりも低い日長感応性を示し,後者の両群には明らかな差異はなかった。すべての場合において,日長感応性は,春化条件がWIにおいて完全に満たされない場合でも,出穂期の差異を決定する主要な属性であった。異なる日長と春化対立遺伝子の組合せを持つ遺伝子型は,早晩性自体に広範囲の持続期間を示した。しかし,早晩性自体の差異は,日長と春化の分子マーカーで分類されるグループと特定の関連性を示さなかった。本研究で得られた情報は,フェノロジーを予測するための遺伝子に基づくモデルを構築するために使用することができる。ただし,同じ対立遺伝子組合せ内の日長および/または春化感応性の変動は,それでも,Ppd-1とVrn-1遺伝子に基づくモデルの予測における不整合を決定できるだろう。Copyright 2014 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
分類
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麦  ,  発生,成長,分化  ,  遺伝的変異  ,  作物の品種 

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