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J-GLOBAL ID:201402237842124230   整理番号:14A1299835

酵素加水分解による大豆粉中アレルゲン蛋白質の減少

Reduction of the allergenic protein in soybean meal by enzymatic hydrolysis
著者 (7件):
資料名:
巻: 25  号: 3-4  ページ: 301-310  発行年: 2014年09月 
JST資料番号: W0037A  ISSN: 0954-0105  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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低温脱脂大豆粉(SBM)をアルカラーゼ及びトリプシンで加水分解し,大豆蛋白質サブユニットの変化をSDS-PAGEで調べ,加水分解の効果をサンドイッチβ-コングリシニンELISAで評価した。蛋白質濃度100mg/mLのSBM溶液に0.3%濃度のアルカラーゼ又はトリプシンを加え,それぞれ50°C又は37°C,pH8.0で0~120分間反応後,上清及び沈殿物の蛋白質組成及びβ-コングリシニン濃度を測定した。SBM蛋白質は10分でアルカラーゼにより62~87%,トリプシンにより62~72%分解し,加水分解度はアルカラーゼがトリプシンより優れていた。アルカラーゼにより上清中のβ-コングリシニンのα,α’及びβ-サブユニットは完全に分解し,グリシニンの酸性及び塩基性サブユニットもほぼ分解したが,トリプシンではサブユニット類は40~50%分解したのみであった。沈殿物中のこれらサブユニット類はアルカラーゼで完全に分解していたが,トリプシンでは著しい変化はなかった。SDS-PAGEによる結果はELISAによる結果と良く一致した。SBMはアルカラーゼで10分間加水分解処理することにより低アレルギー誘発性となることが分かった。
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分類 (4件):
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免疫反応一般  ,  野菜とその加工品  ,  食品の化学・栄養価  ,  酵素の応用関連 
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