文献

J-GLOBAL ID：201402237901940284   整理番号：14A0876298

~放射性物質減容化,レアメタル回収,ナノ材料創成など~材料を「粉砕する」技術のトレンド 液滴衝突法による粉砕

著者 (5件)： 加藤隆司 (リックス) ,  星野高明 (リックス) ,  大石和義 (リックス) ,  牧野晃久 (福岡県工技セ 化学繊維研) ,  周善寺清隆 (福岡県工技セ 機械電子研)
資料名： 月刊Material Stage  (マテリアルステージ)
巻： 14  号： 3  ページ： 40-43  発行年： 2014年06月10日 
JST資料番号： L5969A  ISSN： 1346-3926  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 著者らは,超音速3流体ノズルにスラリーを供給し,圧縮空気の断熱膨張によりスラリーを微小な液滴にすると同時に超音速まで加速し,硬質な基板(衝突板)へ衝突させることにより粉砕させる新しい湿式粉砕装置(超音速湿式微粒化装置,商品名「G-Smasher」)を開発した。本装置の特徴としては,乾式ジェットミルでは粉砕困難である1μm以下の粒子を粉砕できる,メディアを必要としないのでコンタミ発生がない,装置の洗浄性が良好なこと,および冷却が不要なこと,が挙げられる。本装置を使った,製剤粒子(フェニトイン)および金属粒子(ビスマス(Bi))の粉砕例を紹介した。

シソーラス用語： *湿式粉砕 ,  *微粉砕 ,  衝突 ,  *粉砕機 ,  液滴 ,  スラリー ,  圧縮空気 ,  ビスマス ,  芳香族化合物 ,  ラクタム ,  ウレア化合物
準シソーラス用語： サブミクロン粒子

分類 (1件)： 固体の処理装置一般  (XD03031Z)

物質索引 (1件)： フェニトイン

引用文献 (3件)：

• 横山 豊和,「微粉砕機」,『微粒子工学大系 第1巻』,フジテクノシステム,pp812,(2001)
• 院去 貢,田原 隆志,「超微小ビーズ対応ミルにおけるナノ分散について」,粉体工学会2006年度秋季研究発表会講演論文集, pp135, (2006)
• 牧野 晃久,周善寺 清隆,加藤 隆司,森光 孝典,吉村 勉,田河内 浩, 「液滴衝突法によるナノ粒子の解砕」,粉体工学会2008年度秋季研究発表会講演論文集,pp61,(2008)

タイトルに関連する用語 (8件)： 放射性物質 ,  減容化 ,  レアメタル ,  ナノ材料 ,  創成 ,  粉砕 ,  トレンド ,  液滴衝突