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J-GLOBAL ID：201402239096531731   整理番号：14A0677161

ハニカムフラッシュ構造の音響特性について

著者 (1件)： 中岡正典 (徳島県工技セ)
資料名： 徳島県立工業技術センター研究報告  (Report of Tokushima Prefectural Industrial Technology Center)
巻： 22  ページ： 17-22  発行年： 2014年01月17日 
JST資料番号： Z0495B  ISSN： 0918-1318  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 木製のハニカムフラッシュ構造(ハニカムサンドイッチ構造)のパネルを対象として,ドアの遮音等級でT-1を達成する方法を検討した。その結果,表面材の材厚を増す(面密度を増加させる)方法のみでは,目標達成に12mm厚のMDFをパネル両面に用いる必要があった。他に,ハニカムコアのセル内への多孔質材料の充填や,ハニカムコアの設置面積を削減する方法も効果的で,いずれも音響透過損失が平均して約4dB改善した。特に,ハニカムコアの設置面積の削減によって生じた空間に多孔質材を充填し,加えて片方の表面材の裏面にMDFを貼付して質量を付加する方法を併用した条件では,表面材厚が4mmでも平均で約10dB改善され,T-1等級を達成できた。(著者抄録)

シソーラス用語： *サンドイッチ構造 ,  *ハニカム構造 ,  ファイバボード ,  密度 ,  *戸 ,  *遮音 ,  パネル構造 ,  性能 ,  厚み ,  心材 ,  多孔質体 ,  ガラス繊維 ,  速度 ,  *音響特性
準シソーラス用語： *ハニカムサンドイッチ構造 ,  *ハニカムフラッシュ構造 ,  面密度 ,  ドア ,  *遮音性能 ,  多孔質材料 ,  グラスウール ,  振動速度

分類 (1件)： その他の建築部分  (RB03050S)

引用文献 (2件)：

• 通商産業省立地公害局監修:新訂・公害防止対策要説(騒音・振動編),(社)産業公害防止協会,p.49(1992)
• 中岡正典・石原国彦:「樹皮繊維の吸音特性とその推定方法について」,騒音制御,Vol.33,pp.446-457(2009)

タイトルに関連する用語 (1件)： 音響特性