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J-GLOBAL ID：201402239162203341   整理番号：14A0660550

耐震設計における動的解析のための免震用積層ゴム支承の拡張バイリニアモデル

EXTENDED BILINEAR HYSTERETIC MODELS FOR LAMINATED RUBBER BEARINGS

著者 (2件)： 吉田純司 (山梨大学 大学院医学工学総合研究部) ,  杉山俊幸 (山梨大学 大学院医学工学総合研究部)
資料名： 土木学会論文集 A1(構造・地震工学)(Web)  (Journal of Japan Society of Civil Engineers, Ser. A1 (Structural Engineering & Earthquake Engineering) (Web))
巻： 70  号： 2  ページ： 238-251 (J-STAGE)  発行年： 2014年 
JST資料番号： U0201A  ISSN： 2185-4653  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 実務における免震構造物の動的解析では,高精度で利用しやすい免震デバイスの力学モデルが必要とされている.本研究では,バイリニアモデルを拡張し,免震用積層ゴム支承が大変位時に示すハードニングや最大経験ひずみ依存性を精度よくかつ簡易にモデル化する手法を提案する.まず,ハードニングについては,バイリニアモデルを完全弾塑性バネと弾性バネに分離し,それぞれにせん断ひずみの関数を乗じることで再現する.次に最大変形量依存性については,ゴムの準弾性構成モデルを1次元に縮退して弾性バネに導入する.最後に,免震橋梁を簡易的に表す2質点系モデルを用いて,提案した復元力モデルの地震応答解析を実施し,大地震時においてハードニングおよび最大経験ひずみ依存性は最大応答の予測に有意な影響を及ぼすことを示す.(著者抄録)

シソーラス用語： *免震装置 ,  *構成モデル ,  *質点振動系 ,  *地震応答 ,  積層ゴム ,  歪硬化 ,  依存性 ,  定式化 ,  アルゴリズム ,  パラメータ推定 ,  応力歪特性 ,  橋 ,  鋼構造 ,  耐震設計 ,  応答解析 ,  塑性率 ,  橋梁支承
準シソーラス用語： 最大歪依存性 ,  復元力モデル ,  積層ゴム支承

分類 (3件)： 構造細目,橋梁付帯設備  (RC06070M) ,  鋼橋  (RC06020J) ,  構造動力学  (HD02000E)

引用文献 (24件)：

• (財)土木研究センター:道路橋の免震構造研究委員会平成 17・18年度報告書,2007.
• R. I. スキナー,W. H. ロビンソン,G. H. マックベリー著,川島一彦,北川良和監訳:免震設計入門,鹿島出版会,1996.
• 日本ゴム協会 免震用積層ゴム委員会(編):設計者のための免震用積層ゴムハンドブック,理工図書, 2000.
• (財)土木研究センター:橋の動的耐震設計法マニュアル,2007.
• (社)日本道路協会:道路橋支承便覧,丸善,2004.

タイトルに関連する用語 (5件)： 耐震設計 ,  動的解析 ,  免震 ,  積層ゴム支承 ,  拡張