抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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早期に補修工事を行った農業水利施設の中には,施工から10数年が経過し,補修箇所の劣化等により再補修が必要となっているものがみられるが,一度補修した施設を再補修する事例は現時点ではほとんどない。本稿では,過去に補修が行われたコンクリート開水路について,補修箇所の劣化状況を確認し,既設補修材の撤去方法や再補修方法の適用性を検証することを目的として,試験工事を行った結果及び再補修箇所のモニタリング計画について報告した。既設表面被覆工の撤去については,サンダーケレンと超高圧洗浄について試験した。表面被覆工の施工においては,有機系及び無機系の被覆工法を用いて再補修を行った。施工後のモニタリングでは,全体目視調査,全体だ御調査,部分詳細目視検査,摩耗量検査,目地部の変位測定を行うこととしている。