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J-GLOBAL ID:201402239624182469   整理番号:14A0731207

茶園における冬期のマシン油乳剤散布によるチャ赤焼病の発病助長とその防除技術の開発

著者 (4件):
資料名:
巻: 59  ページ: 13-21  発行年: 2013年11月29日 
JST資料番号: S0598A  ISSN: 0385-6410  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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細菌病であるチャ赤焼病はチャの主要病害の一つであり,晩秋期のマシン油乳剤散布は,本病の発病を助長する。しかし,新規侵入害虫のチャトゲコナジラミの冬期防除に登録された2種のマシン油乳剤が赤焼病の発病に及ぼす影響は不明で,マシン油乳剤散布による赤焼病の発病助長を抑制する手法は未開発である。本研究ではこれらについて検討した。赤焼病初発の茶園で,1月または2月にマシン油乳剤を散布すると,面剤の散布区で同様な赤焼病の発病葉の増加が認められ,一番茶収量が減少した。また,マシン油乳剤処理葉に赤焼病細菌を接種すると,感染率・感染細菌数が無処理葉より増加し,マシン油乳剤の感染促進効果が認められた。次に,発病助長を抑制する手法を検討したところ,マシン油乳剤散布の3日~1週間前に銅水和剤を散布すると,赤焼病の発病の助長を抑制でき,一番茶収量の減少を防ぐことが可能であった。(著者抄録)
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分類 (2件):
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細菌による植物病害  ,  し好料作物 
引用文献 (14件):
  • 安藤康雄 (1988) 霜寒害年におけるチャ赤焼病の激発. 野茶試報告 B (金谷) 2 : 41-45.
  • 長ヶ原智 (2008) 一番茶前のマシン油乳剤散布がチャノナガサビダニ, 赤焼病の発生および荒茶品質に及ぼす影響. 茶研報106 (別) : 120-121 (講要).
  • 磯田隆晴・山本 滋 (1982) 川野なつだいだいの病害虫防除体系確立試験 第4報 マシン油乳剤のかいよう病発生に及ぼす影響. 九病虫研会報28: 86-89.
  • 京都府病害虫防除所 (2005) 発生予察特殊報1号, 7病第208号. pp.2.
  • 松尾喜義・岡野邦夫 (1992) チャ新梢の生育に伴う葉色変化の葉緑素計による追跡. 日作東海支部報 114 : 11-12.
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