文献
J-GLOBAL ID:201402239864957425   整理番号:14A0093037

チモシンβ4の形質移入による非歯原性ヒトケラチン産生細胞における歯上皮細胞分化マーカー遺伝子の誘導

Induction of dental epithelial cell differentiation marker gene expression in non-odontogenic human keratinocytes by transfection with thymosin beta 4
著者 (14件):
資料名:
巻: 12  号:ページ: 309-322  発行年: 2014年01月 
JST資料番号: U7041A  ISSN: 1873-5061  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
先行研究は発生中の歯胚から遊離した細胞の組合せが歯へ発生することを示している。しかし,倫理上の問題から細胞ソースとしてヒトの発生中の歯胚を用いることは困難である。先行研究はチモシンβ4(Tmsb4x)が歯胚の創始と発生に密接に関連することを報告している。ここで筆者らはTMSB4Xの形質移入により非歯原性HaCaT細胞から歯原性上皮細胞を確立することを試みた。TMSB4Xを形質移入した細胞は,石灰化誘導培地中で培養したときアリザリンレッドS(ALZ)およびフォン・コッサ染色(リン酸カルシウム沈着)に関し陽性である小結節を形成した。他のクローンよりも多量のカルシウム沈着を示す3つの選択したクローンは,PITX2,サイトケラチン14およびソニックヘッジホッグを発現した。runt関連転写因子2(RUNX2),アメロゲニン(AMELX),アメロブラスチン(AMBN)およびエナメリン(ENAM)といった歯形成関連遺伝子の上方調節も検出された。これらのタンパク質はALZおよびフォン・コッサ染色に関し陽性の小結節中で観察された。ヌードマウスの背側皮膚組織に移植した選択したRUNX2陽性TMSB4X形質移入細胞は基質沈着物を生じた。免疫組織化学的に,AMELX,AMBNおよびENAMは基質沈着物中で観察された。本研究は,TMSB4Xによる非歯原性 HaCaT細胞における歯上皮細胞分化マーカー遺伝子の発現誘導の可能性を立証した。Copyright 2014 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
口腔,食道  ,  歯の基礎医学  ,  遺伝子操作 

前のページに戻る