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J-GLOBAL ID：201402240580570049   整理番号：14A0912149

立体音響技術 6章 波面合成技術の原理と応用

著者 (2件)： 古家賢一 (大分大 工) ,  小山翔一 (東大 大学院情報理工学系研究科)
資料名： 映像情報メディア学会誌  (映像情報メディア)
巻： 68  号： 8  ページ： 621-624  発行年： 2014年08月01日 
JST資料番号： F0330A  ISSN： 1342-6907  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 波面合成(WFS)技術は音の波面を物理的に厳密に再生するため受聴範囲が広く複数受聴者,移動受聴者への良好な音響効果,立体再生が可能である。近年音響デバイスの発展により実用化が見えるようになった。ここではWFSの原理と実現法を解説し,実装例を示した。手法として第一種Rayleigh積分を用いるWFS,空間周波数領域での定式化に基づく手法を解説した。実用上の観点から音源アレイが有限であること,離散的であることとによる誤差低減策が必要となる。通信分野,放送分野,エンタテインメント分野での実装例を紹介した。

シソーラス用語： 臨場感 ,  *アレイ ,  *合成 ,  *再生 ,  ステレオ音響 ,  空間周波数 ,  減少
準シソーラス用語： *スピーカアレイ ,  *音場再生 ,  誤差低減 ,  *波面合成 ,  立体音響

分類 (1件)： オーディオ機器  (NC06010U)

引用文献 (11件)：

• A.J. Berkhout, D. de Vries and P. Vogel: ”Acoustic controlby wave field synthesis”, J. Acoust. Soc. Am., 93, 5, pp. 2764-2778 (1993)
• E.G. Williams: ”Fourier Acoustics: Sound Radiation and Nearfield Acoustical Holography, Academic Press, London (1999)
• E.N.G. Verheijen: ”Sound Field Reproduction by Wave Field Synthesis”, Ph.D. thesis, Delft University of Technology (1997)
• S. Spors, R. Rabenstein and J. Ahrens: ”The theory of wave field synthesis revisited”, in Proc. 124 thAES Cony., Amsterdam, the Netherlands (Oct. 2008)
• J. Ahrens and S. Spors: ”Sound field reproduction using planar and linear arrays of loudspeakers”, IEEE Trans. Audio, Speech, Lang. Process., 18, 8, pp.2038-2050 (2010)

タイトルに関連する用語 (4件)： 立体音響 ,  波面合成 ,  原理 ,  応用