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J-GLOBAL ID:201402241276115030   整理番号:13A1525403

Wingless/Wnt1ノックダウンは,コクヌストモドキの成長に影響する

Knocking-down of Wingless/Wnt1 Influences the Development of Tribolium castaneum
著者 (4件):
資料名:
巻: 28  号:ページ: 733-738  発行年: 2012年 
JST資料番号: C2257A  ISSN: 1007-7626  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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進化の間に非常に保存されると知られているWntシグナル伝達経路は,動物の胚軸,胚体分化を制御し,細胞極性を決定し,成虫の動的平衡を維持するうえで不可欠な役割を演じる。その要素の変異または規制解除は,がんの発生を引き起こす可能性がある。著者らはdsRNA-媒介Wingless(Wg)/Wnt1遺伝子をノックダウンし,コクヌストモドキの幼虫-成虫発育の間のWingless/Wnt1の役割を研究した。処理した後期幼虫は,翼間隔が大幅に拡大し翼幅が縮小した(P<0.01)蛹に変化した。従って蛹-成虫の羽化も深刻な影響を受け,大部分の蛹はこの期間に死んだ。qPCR結果は,カドヘリン様とスムーズンド(Smo)遺伝子のmRNAレベルが大いに上方制御され,Wingless/Wnt1遺伝子がノックダウンされたあと,アルマジロ-2のそれはわずかに高いことを示した。著者らはWnt-1シグナル伝達経路がコクヌストモドキの適切な翼の発達と成虫の変形に密接に関連すると結論づけた。そのうえ,これらの変化が細胞接着を強化するか,細胞形態を変えることができるので,カドヘリン様とアルマジロ-2の高い発現がwg遺伝子サイレンシングに起因する翼幅の減少と翼間隔の拡大に寄与する可能性がある。重要なことに,smo遺伝子の上方制御は,ハリネズミ・シグナル伝達経路がWgのRNAiに影響を受け,著者らの実験で観察され異常であるか致死表現型に関係する可能性を示す。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (3件):
分類
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発生・成長の生理一般  ,  遺伝子操作  ,  細胞生理一般 
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
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