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J-GLOBAL ID：201402241329044245   整理番号：14A0226482

ハッシュを用いた類似検索技術とその応用

Hash-based Similar Search Techniques and Their Applications

著者 (1件)： 古賀久志 (電気通信大学大学院情報システム学研究科)
資料名： Fundamentals Review (Web)  (Fundamentals Review (Web))
巻： 7  号： 3  ページ： 256-268 (J-STAGE)  発行年： 2014年 
JST資料番号： U0221A  ISSN： 1882-0875  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 一般に,ハッシュ法と言えば指定されたクエリとキーが同一であるデータを高速探索するための技術であり,実用上,O(1) の時間計算量で動作する.しかし,近年,クエリと完全には一致しない類似したデータを探す類似検索向けのハッシュ法が開発され,画像やテキストに代表されるメディアデータに対するコンテンツベースパターン認識の分野で成功を収めている.本稿では,このようなハッシュを利用した類似検索技術を紹介する.更に,その応用として(1) 階層的クラスタリングの近似高速化,(2) 複数画像からのオブジェクト抽出の二つの事例を紹介する.(著者抄録)

シソーラス用語： *情報検索 ,  *類似性 ,  質問 ,  高速化 ,  *データ探索 ,  計算量 ,  コンテンツ ,  *パターン認識 ,  *クラスタ化 ,  階層構造 ,  近似法 ,  曖昧さ ,  *特徴抽出 ,  係数 ,  測度 ,  ハッシュ関数 ,  *探索問題 ,  距離 ,  確率密度関数 ,  アルゴリズム ,  コンピュータビジョン ,  時間計算量 ,  Euclid距離 ,  探索アルゴリズム ,  *改変
準シソーラス用語： 類似検索 ,  クエリー ,  コンテンツベース検索 ,  階層的クラスタリング ,  オブジェクト抽出 ,  Jaccard係数 ,  メディア ,  ハッシュ法

分類 (2件)： 情報検索一般  (AC06010H) ,  その他のオペレーションズリサーチの手法  (KA03070E)

引用文献 (32件)：

• (1) P. Indyk and R. Motwani, “Approximate nearest neighbors: Towards removing the curse of dimensionality,” in Proc. 30th ACM Symposium on Theory of Computing, pp.604-613, 1998.
• (2) A. Guttman, “R-trees: A dynamic index structure for spatial searching,” in Proc. ACM Conference on Management of Data (SIGMOD), pp.47-57, 1984.
• (3) N. Beckmann, H. Kriegel, R. Schneider, and B. Seeger, “The R*-tree: An efficient and robust access method for points and rectangles,” in Proc. ACM Conference on Management of Data (SIGMOD), pp.322-331, 1990.
• (4) D. A. White and R. Jain, “Similarity indexing with the SS-tree,” in Proc. 12th International Conference on Data Engineering (ICDE), pp.516-523, 1996.
• (5) N. Katayama and S. Satoh, “The SR-tree: An index structure for high-dimensional nearest neighbor queries,” in Proc. ACM Conference on Management of data (SIGMOD), pp.369-380, 1997.

タイトルに関連する用語 (2件)： 類似検索 ,  応用