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J-GLOBAL ID：201402241758341800   整理番号：14A0231390

色可変銀フィルム用インクジェットインクのための硫化物溶液

Sulfide Solutions as Inkjet Inks for Color-changeable Ag Films

著者 (6件)： ITO Yohei ,  AOKI Hayata ,  MIZUNO Kazuma ,  SUGIHARA Kohei ,  MAEDA Shuichi ,  MAEDA Shuichi
資料名： 日本画像学会誌  (Journal of Imaging Society of Japan)
巻： 52  号： 6  ページ： 488-493 (J-STAGE)  発行年： 2013年 
JST資料番号： G0323A  ISSN： 1344-4425  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 着色剤として硫酸水溶液を使って,色可変銀薄膜/板を準備する新しくて簡便な方法を述べた。石灰硫黄合剤溶液のような固有な硫化物が存在すると,最初,銀薄膜/板の色は銀色で,その溶液中の浸漬時間,溶液の温度などの調製条件に応じて,黄色,赤,さらに青に変化した。可能性がある用途の一つとして,画像形成材料がある。インクジェット装置によるイメージング用として,すでに銀薄膜/板へインクを受ける性質を調べてた。インクジェットシステムの中で銀薄膜の色が変わるためにインクとして働く硫化塩溶液の性質を調べた。硫化塩溶液の水への可溶度と硫化塩の加水分解成分の性質の双方がこのイメージングシステムの色可変銀薄膜を得るための重要なパラメータである。たとえば,K₂S溶液は水やKSH中の適切な可溶度により着色剤と同様に働き,K₂Sの加水分解成分の一つであるKSHは銀フィルム/板の色を変える役割を演じる。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *着色剤 ,  殺虫殺菌剤 ,  *硫化物 ,  インクジェット印刷 ,  銀 ,  *インク ,  変色 ,  板 ,  水溶液 ,  硫酸 ,  イメージングプレート ,  加水分解 ,  分解物 ,  浸漬 ,  カリウム化合物 ,  ナノ粒子
準シソーラス用語： インクジェット記録 ,  加水分解物 ,  銀薄膜 ,  石灰硫黄合剤 ,  硫化塩 ,  銀ナノ粒子薄膜 ,  銀ナノ粒子

分類 (2件)： 各種写真法  (ZA03040M) ,  図形・画像処理一般  (JE04010I)

引用文献 (18件)：

• 1) A. Iwakoshi, “Application of metal nanoparticles to print colorants,” Tehno-Cosmos, 21, pp. 32-38 (2008).
• 2) R. Jin, Y. W. Cao, C. A. Mirkin, K. L. Kelly, G. C. Schatz, and J. G. Zheng, “Photoinduced conversion of silver nanospheres to nanoprisms,” Science, 294, pp. 1901-1903 (2001).
• 3) Y. Onaka, Y. Fujii, T. Suzuki, and S. Maeda, “Novel colored Ag nanoparticle films,” Journal of Imaging Society of Japan, 50, pp. 210-214 (2011).
• 4) S. Maeda, Y. Fujii, Y. Onaka, T. Suzuki, S. Hashimoto, and T. Hirano, “Novel Ag nanoparticle films as imaging materials,” Imaging Conference JAPAN 2011, pp. 189-192 (2011).
• 5) Y. Onaka, Y. Fujii, Y. Fujimaki, T. Suzuki, and S. Maeda, “Novel color control method for Ag nanoparticle films,” Imaging Conference JAPAN 2011, pp. 11-14 (2011).

タイトルに関連する用語 (7件)： 色 ,  可変 ,  銀 ,  フィルム ,  インクジェットインク ,  硫化物 ,  溶液