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J-GLOBAL ID:201402241947939806   整理番号:14A1055732

Fe2O3/Al/ポリオキシメチレン混合系におけるテルミット組成のキャラクタリゼーション

Characterization of a Fe2O3/Al/polyoxymethylene thermite composition
著者 (2件):
資料名:
巻: 75  号: 3-4  ページ: 77-82  発行年: 2014年08月31日 
JST資料番号: F0476A  ISSN: 1347-9466  CODEN: STEMCH  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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本研究は,テルミット反応を利用した酸化鉄/アルミニウム/ポリオキシメチレン混合系の煙火用発射薬についての研究をおこなった。発火エネルギーは酸化鉄/アルミニウム系で約30~40kJ mol-1が得られ,これにポリオキシメチレンを添加させた酸化鉄/アルミニウム系では約20kJ mol-1が得られた。最低発火温度は酸化鉄/アルミニウム系ではいずれの重量混合比(4/6,5/5,6/4,7/3)でも約500~600Kであり,これにポリオキシメチレンを20%添加すると最低発火温度は約400~500Kとなり,約100K低温側へ移行することがわかった。圧力試験による最大圧力は酸化鉄/アルミニウム/ポリオキシメチレン(5/5/20wt%)において,2100kPaが得られた。これは酸化銅/アルミニウム/ポリオキシメチレン,過酸化カルシウム/アルミニウム/ポリオキシメチレンおよび黒色火薬に比べて高い圧力であることがわかった。燃焼生成物は鉄と酸化アルミニウムが同定され,反応式はFe2O3+2Al→Al2O3+2Feであり,テルミット反応が起こっていることがわかった。酸化鉄/アルミニウム/ポリオキシメチレン混合物は煙火用発射薬として利用できることが示唆された。(著者抄録)
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分類 (2件):
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各種爆薬と推薬  ,  反応操作(単位反応) 
引用文献 (9件):
  • A. A. Shidlovsky, “Fundamentals of pyrotechnics”, Translated by U. S. Joint Publication Research Service from a Russian textbook, 12 (1965)
  • S. H. Fisher, and M. C. Grubelich, “Twenty-fourth International Pyrotechnics Seminar, Monterey, California, 27-31 July, 231-286 (1998)
  • Luisa Duraes, Jose Campos, and Antonio Portugal, “Propellants, Explosives, Pyrotechnics 31”, 1, 42 (2006)
  • Tenney Lombard Davis, “The chemistry of Powder and Explosives”, Tokai University Publication, 3(2006)
  • Kenji Murata, Kazuhiro Kurogi, Kiichiro Jyukurogi, and Midori Sakamoto, “Annual meeting of Japan Explosive Society”, 85 (2013)
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