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J-GLOBAL ID：201402242535588703   整理番号：14A0762967

一般防波堤の津波越流による港内側マウンドの洗掘と対策

SCOURING OF HARBOR SIDE MOUND BY TSUNAMI AND COUNTERMEASURE FOR COMMON BREAKWATER

著者 (4件)： 佐藤正勝 (前東北地方整備局仙台港湾空港技術調査事務所) ,  米山治男 (関東地方整備局横浜港湾空港技術調査事務所) ,  長谷川巌 (株式会社エコー水理解析部) ,  稲垣茂樹 (株式会社エコー水理解析部)
資料名： 土木学会論文集 B3(海洋開発)(Web)  (Journal of Japan Society of Civil Engineers, Ser. B3 (Ocean Engineering) (Web))
巻： 68  号： 2  ページ： I.252-I.257 (J-STAGE)  発行年： 2012年 
JST資料番号： U0288A  ISSN： 2185-4688  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 東北地方太平洋沖地震津波によって多くの防波堤が被災した.そこで,防波堤の津波に対する安定性を高めることを目的に,越流洗掘型の被災形態を対象として,一般防波堤の津波越流による港内側マウンドの洗掘対策について,水理模型実験で検討した。また,津波越流が港内側水面へ突入する位置と角度を算定する方法を検討した。さらに,数値波動水路(CS2D)により津波越流の再現計算を試みた。一定の堤体幅を有する断面で上部工を上部パラペット構造とすることが,津波越流からマウンドを守る有効な対策法である。港内側マウンドの被覆ブロックを大きくすると越流による流れの速い範囲にマウンド被覆材が近づくため,被覆ブロックの安定性が厳しくなる。数値波動水路(CADMAS-SURF)による津波越流の計算は,港内側の水面波形や流速が水理模型実験とあまり一致しない。(著者抄録)

シソーラス用語： *防波堤 ,  *津波 ,  越流 ,  大地震 ,  安定性 ,  *洗掘 ,  水理模型試験 ,  水路 ,  数値計算 ,  洗掘防止 ,  力
準シソーラス用語： 外力 ,  再現計算 ,  水理模型実験 ,  数値波動水路 ,  東北地方太平洋沖地震

分類 (2件)： 海岸工学  (RC13000X) ,  堰,水門  (RC10020Y)

タイトルに関連する用語 (4件)： 防波堤 ,  津波越流 ,  洗掘 ,  対策