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J-GLOBAL ID：201402242844169910   整理番号：14A0514333

フィンランドの高炉製鉄における生物還元剤の使用-二酸化炭素排出と緩和コストの削減

Bioreducer use in Finnish blast furnace ironmaking - Analysis of CO₂ emission reduction potential and mitigation cost

著者 (3件)： SUOPAJAERVI Hannu (Process Metallurgy Res. Group, Univ. of Oulu, P.O. Box 4300, 90014 Oulu, FIN) ,  PONGRACZ Eva (Thule Inst., NorTech Oulu, Univ. of Oulu, P.O. Box 7300, 90014 Oulu, FIN) ,  FABRITIUS Timo (Process Metallurgy Res. Group, Univ. of Oulu, P.O. Box 4300, 90014 Oulu, FIN)
資料名： Applied Energy  (Applied Energy)
巻： 124  ページ： 82-93  発行年： 2014年07月01日 
JST資料番号： A0097A  ISSN： 0306-2619  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 高炉の二酸化炭素排出を減らすための生物還元剤として,チャーコール,木材,および製材残渣などから合成した天然ガスの3種類の環境・経済的評価を行った。さらにフィンランドの製鉄所Ruukkiによるその二酸化炭素排出削減可能性を計算した。最後に,二酸化炭素排出緩和コストを示した。肥料生産・炭素ストック変化・副産物クレジットなしの生物還元剤のカーボンフットプリントCFPを計算した。炭素ストック変化を考慮したときのCFPは大きくなる。副産物クレジットを考えるとCFPがマイナスになる。どの還元剤もエネルギー投資回収は1以上であり,エネルギー的に利用可能である。これら生物還元剤の二酸化炭素緩和コストはかなり高いが,製鉄所の二酸化炭素排出削減用にフレキシブルな代替技術となる。Copyright 2014 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： フィンランド共和国 ,  *高炉 ,  *還元剤 ,  排出量 ,  *環境影響 ,  環境アセスメント ,  評価 ,  二酸化炭素排出量 ,  カーボンフットプリント
準シソーラス用語： CFP【排出量】 ,  経済評価

分類 (2件)： 鉄鋼製造一般  (WD01010X) ,  産業排ガス処理  (SC04040S)

タイトルに関連する用語 (7件)： フィンランド ,  高炉 ,  製鉄 ,  生物 ,  還元剤 ,  二酸化炭素排出 ,  緩和