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J-GLOBAL ID：201402243036223067   整理番号：14A0762669

礫海岸における摩耗作用を再現する摩耗促進試験方法の開発

DEVELOPMENT OF ACCELERATED TEST METHOD FOR EVALUATING THE RESISTANCE TO ABRASION STRESS ON GRAVEL COASTS

著者 (8件)： 渡辺国広 (国土技術政策総合研究所 河川研究部海岸研究室) ,  諏訪義雄 (国土技術政策総合研究所 河川研究部海岸研究室) ,  関口陽高 (元国土技術政策総合研究所河川研究部海岸研究室(前田工繊株式会社)) ,  野口賢二 (国土技術政策総合研究所 河川研究部海岸研究室) ,  伊藤幸義 (株式会社建設技術研究所 水理センター) ,  高田保彦 (株式会社新土木開発) ,  岩佐隆広 (株式会社建設技術研究所 水理センター) ,  二階堂竜司 (株式会社建設技術研究所 河川部海岸海洋室)
資料名： 土木学会論文集 B3(海洋開発)(Web)  (Journal of Japan Society of Civil Engineers, Ser. B3 (Ocean Engineering) (Web))
巻： 69  号： 2  ページ： I.832-I.837 (J-STAGE)  発行年： 2013年 
JST資料番号： U0288A  ISSN： 2185-4688  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 静岡県の駿河・富士海岸と富山県の下新川海岸に設置されたコンクリートブロックの摩耗量を調査した結果,設置後の経過年数に応じた摩耗量の増加が確認された.多変量解析によって,波高,標高も摩耗速度に対して有意な影響を及ぼしていることがわかり,現地海岸における摩耗量を推定するモデル式を提示した.回転ドラム型試験機を用いてコンクリート供試体を摩耗させたところ,現地海岸と同様の摩耗作用を再現できることが確認され,現地における摩耗と摩耗促進試験の対応関係を導き出した.この手法を用いて摩耗させた繊維シートは,駿河海岸における現地曝露で得られた繊維シートよりも,やや劣化が大きくなる傾向にあったが,本手法によって礫海岸における摩耗耐久性の照査が可能であることが示された.(著者抄録)

シソーラス用語： *砂利 ,  *土木繊維 ,  *摩耗試験 ,  試験装置 ,  布袋 ,  耐候性試験 ,  コンクリート ,  摩耗速度 ,  多変量解析 ,  耐摩耗性 ,  予測モデル ,  引張強さ
準シソーラス用語： *ジオシンセティック ,  *磨耗促進試験

分類 (2件)： 海岸工学  (RC13000X) ,  建設材料試験  (RA06020D)

タイトルに関連する用語 (5件)： 礫 ,  海岸 ,  摩耗 ,  促進試験 ,  開発