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J-GLOBAL ID:201402243059818351   整理番号:13A1209634

BRL-3A細胞における細胞増殖とアポトーシスおよびインスリン様増殖因子2の発現に及ぼす2,3,7,8-テトラクロロジベンゾ-p-ジオキシンの効果

Effect of 2,3,7,8-tetrachlorodibenzo-p-dioxin on cell proliferation and apoptosis and on expression of insulin-like growth factor 2 in BRL-3A cells
著者 (4件):
資料名:
巻: 26  号:ページ: 189-193  発行年: 2012年 
JST資料番号: C2292A  ISSN: 1000-3002  CODEN: ZYYZEW  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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目的 ラット肝細胞BRL-3A細胞における細胞増殖とアポトーシスおよびインスリン様増殖因子2(IGF2)遺伝子の発現に及ぼす2,3,7,8-テトラクロロジベンゾ-p-ジオキシン(TCDD)の効果の調査。方法 BRL-3A細胞を,24時間TCDD5,10,15および20nmolL<sup>(-1)</sup>で処理し,細胞生存率をMTTアッセイにより検出した。紫外線照射(UV)または無血清培養により誘導されるアポトーシスを,フローサイトメトリーにより検出した。Igf2遺伝子とIGF2蛋白質の発現を,リアルタイム定量化逆転写ポリメラーゼ連鎖反応とウエスタンブロットにより検査した。結果 TCDD5,10,15および20nmolL<sup>(-1)</sup>群における生存率は各々(107.3±0.9)%,(122.6±1.2)%,(115.2±0.4)%および(112.3±1.1)%だった。2分間のUVにより誘導されるBRL-3A細胞のアポトーシス率は(26.4±5.0)%で,TCDD10nmolL<sup>(-1)</sup>処置後,アポトーシス率は(12.2±3.2)%(P<0.05)へ有意に低下した。72時間および120時間の無血清培養により誘導されるBRL-3A細胞のアポトーシス率は,TCDD10nmolL<sup>(-1)</sup>との共処理で各々(22.0±5.1)%と(31.0±5.5)%に有意に低下した(P<0.05)。ビヒクル対照群と比較して,TCDD10nmolL<sup>(-1)</sup>はIgf2mRNA発現を2.67倍,およびIGF2蛋白質発現を3.6倍に有意に増加させた(P<0.05)。結論 TCDDはBRL-3A細胞の増殖を刺激してアポトーシスを抑制することができる。BRL-3AにおけるTCDD誘導IGF2発現は,細胞における増殖とアポトーシスの調節に関与している可能性がある。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (3件):
分類
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汚染原因物質一般  ,  有機化合物の毒性  ,  細胞生理一般 
物質索引 (1件):
物質索引
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