抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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α-Mgマトリクス中の孤立した板状析出物の晶癖面を,無応力変態歪み(α-Mgマトリクスと析出物の間の格子不整合)の関数としてマイクロメカニクスを用いて計算した。結果は晶癖面の方位によって10のケースに分類し,体積分率と数密度が与えられた時に分散強化のために最も効果的な型の析出物であると仮定されているプリズム面板状析出物(すなわち,{01<span style=text-decoration:overline><sup>-</sup>1</span>0}αまたは{2<span style=text-decoration:overline><sup>-</sup>1</span><span style=text-decoration:overline><sup>-</sup>1</span>0}α板)形成の条件を明らかにした。さらに,析出物(しばしばMg系合金で観察される板状とロッド状の析出物)の平衡形が析出に伴う歪みエネルギーの最小化に基づいて説明できることが実証された。析出物とマトリックス相の格子定数の最適化により,析出物の形状の制御を試みる上で,この結果は不可欠であると考えられる。Copyright 2014 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.