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文献
J-GLOBAL ID:201402243195648630   整理番号:14A1387841

高レベル放射性廃棄物処分に対する問題認識の構造~高知県東洋町の事例における専門家およびステークホルダーを対象に~

著者 (2件):
資料名:
巻: 37  号:ページ: 43-50  発行年: 2014年11月15日 
JST資料番号: L6939A  ISSN: 0387-2513  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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我が国において,原子力発電の使用済み燃料の再処理時に発生する高レベル放射性廃棄物(HLW)処分は,重要な政策課題である。2002年の処分場選定に向けた公募開始から12年経過するが,現時点において選定手段の第一段階である文献調査に至った地域はなく,更に2011年3月の福島原発事故以降,原子力に関する社会的合意を得ることは,より困難な状況である。HLW処分場の社会的な合意形成の前提に,専門家及びステークホルダー間の認識の共有を図ることが重要である。東洋町の事例に関わった専門家及びステークホルダーを対象に意識を探った。その結果,提供側及び取得側,ともに最も重要と考える項目は「処分事業」であり,項目レベルでは共通の認識であったが,最も重要視する項目は異なっていた。今後,HLW処分の議論を行う前に,HLW処分の現状及び問題点に関する重要性及び重要視する内容,また項目間の影響からの共通・相違を明らかにし,それらを自身が認識することから始めることが重要になると,考えられる。更に,専門家及びステークホルダーに認識の構造における共通の認識の項目及び内容,影響関係を活用するにあたっては,今後,他事例での検討や実践的な取り組みでの検証が望まれる。
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分類 (2件):
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放射性廃棄物  ,  社会問題 
引用文献 (34件):
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タイトルに関連する用語 (3件):
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