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J-GLOBAL ID：201402243732694589   整理番号：14A0685526

バイオフィルム:レジオネラニューモフィラ菌の拠点

Biofilms: The Stronghold of Legionella pneumophila

著者 (9件)： ABDEL-NOUR Mena (Ontario Agency for Health Protection and Promotion (OAHPP), ON, CAN) ,  ABDEL-NOUR Mena (Univ. Toronto, ON, CAN) ,  ABDEL-NOUR Mena (Mount Sinai Hospital, ON, CAN) ,  DUNCAN Carla (Ontario Agency for Health Protection and Promotion (OAHPP), ON, CAN) ,  LOW Donald E. (Univ. Toronto, ON, CAN) ,  LOW Donald E. (Mount Sinai Hospital, ON, CAN) ,  GUYARD Cyril (Ontario Agency for Health Protection and Promotion (OAHPP), ON, CAN) ,  GUYARD Cyril (Univ. Toronto, ON, CAN) ,  GUYARD Cyril (Mount Sinai Hospital, ON, CAN)
資料名： International Journal of Molecular Sciences (Web)  (International Journal of Molecular Sciences (Web))
巻： 14  号： 11  ページ： 21660-21675 (WEB ONLY)  発行年： 2013年11月 
JST資料番号： U7038A  ISSN： 1422-0067  CODEN： IJMCFK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： スイス (CHE)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： レジオネラ症の多くはレジオネラニューモフィラ菌によって引き起こされ,致死率5%~80%の重度呼吸器疾患と定義される。レジオネラニューモフィラ菌は,自然界,および人工水系に遍在する。レジオネラニューモフィラ菌は,様々な装置で生産される汚染されたエアゾールの吸息によって感染する。レジオネラニューモフィラ菌は自然環境の原生動物の中で複製されるが,自然環境でのコロニー形成と存続は,数多くの微生物群生内でのバイオフィルム形成とコロニー形成が媒介する。現在では,ある種のレジオネラ症発生にバイオフィルムの存在が関係しているというエビデンスがある。こうして,水系汚染を減らす戦略の一つとしてバイオフィルム形成の予防が出現した。しかし,レジオネラニューモフィラ菌によってバイオフィルムの産生を可能にする分子機構と同時に,化学的,生物物理学的状況に関する情報が欠如している。本研究では,レジオネラニューモフィラ菌によるバイオフィルム形成の分子基盤と,レジオネラニューモフィラ菌バイオフィルムコロニー形成における他の微生物種の役割について述べた。加えて,レジオネラニューモフィラ菌バイオフィルム形成の調節に関する利用可能な初期データとともに,現在のレジオネラニューモフィラ菌衛生戦略に対するバイオフィルムの保護機能について述べた。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： 生物膜 ,  Legionella pneumophila ,  *レジオネラ症 ,  致死率 ,  *呼吸器疾患 ,  *エアロゾル ,  *感染経路 ,  *呼吸 ,  細胞増殖 ,  予防 ,  管理 ,  保護作用 ,  薬理作用 ,  肺 ,  ヒト ,  *感染予防
準シソーラス用語： コロニー形成 ,  衛生管理 ,  *吸息 ,  臓器保護作用

分類 (3件)： 微生物感染の生理と病原性  (EG03053T) ,  感染症・寄生虫症一般  (GD01010H) ,  呼吸器の臨床医学一般  (GI01030S)

タイトルに関連する用語 (4件)： バイオフィルム ,  レジオネラニューモフィラ ,  菌 ,  拠点