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J-GLOBAL ID:201402244120174221   整理番号:14A1450443

LPSはMAPKシグナル伝達経路を介してヒト歯髄幹細胞の象牙芽細胞分化を促進する

LPS Promote the Odontoblastic Differentiation of Human Dental Pulp Stem Cells via MAPK Signaling Pathway
著者 (9件):
資料名:
巻: 230  号:ページ: 554-561  発行年: 2015年03月 
JST資料番号: E0042B  ISSN: 0021-9541  CODEN: JCLLA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ヒトの歯髄幹細胞(hDPSC)は,新たな再生戦略に活用できる大きな可能性を有している。しかし,細菌攻撃に対する反応の理解の欠如がその応用を制約している。本研究は,グラム陰性菌の主要な病原因子であるリポ多糖(LPS)が,hDPSCの分化を調節するかどうか,またどのような細胞内シグナル伝達経路が関与するかについて調べた。LPS処理により,鉱化結節形成およびいくつかの象牙芽細胞マーカーのmRNAの発現が用量依存的に有意に増加するので,LPSがhDPSCの分化を促進することが分かった。TLR4,p38,およびERKシグナル伝達を阻害すると,LPSによるhDPSC分化は阻害された。JNKおよびNF-κBシグナル伝達を阻害してもLPSによるhDPSCの活性化には検出可能な影響は見られなかった。LPS刺激により,DPSCにおけるNF-κB,p65,IκB-α,細胞外シグナル調節キナーゼ(ERK),c-Jun N末端キナーゼ(JNK),およびp38MAPキナーゼ(MAPK)が時間に比例してリン酸化され,このリン酸化は特異的阻害剤により抑制された。得られたデータから,LPSはTLR4,ERK,およびp38 MAPKシグナル伝達経路を介してhDPSCの象牙芽細胞分化を促進するが,NF-κBシグナルは介さないことが明らかになった。Copyright 2014 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
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細胞生理一般  ,  口腔,食道 

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