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J-GLOBAL ID:201402244175851532   整理番号:14A0552687

立体3Dビデオ品質に対する主観的評価法の性能比較

Performance Comparison of Subjective Assessment Methods for Stereoscopic 3D Video Quality
著者 (3件):
資料名:
巻: E97.B  号:ページ: 738-745 (J-STAGE)  発行年: 2014年 
JST資料番号: U0467A  ISSN: 1745-1345  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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国際電気通信連合は立体3D(三次元)および2Dビデオ品質の多くの主観的評価法を標準化している。3Dおよび2Dビデオにおいて同一手法が使われている。評価時間,安定性,ビデオ品質差の識別能力を意味する判別機能は主観的評価法における重要因子である。2Dビデオ品質に対するこれら因子に関する多くの研究が行われている。しかし,3Dビデオ品質に対するこれらの因子が十分に研究されているとは言えない。この解決のため,ITU推奨で定義されているACR(絶対カテゴリレーティング),DCR(劣化カテゴリレーティング),DSCQS(二重刺激連続品質スケール)法を用いた3Dおよび2Dビデオの主観的品質評価を行った。最初にどの手法が評価時間という観点で最も効率的かを明確化するため三つの手法の異なるペアリング間にあるPearsonの相関係数およびSpearmanのランク相関係数を調査した。三つの手法の異なるペアリングは高い相関係数を示した。これら結果は,MOS(平均意見スコア)のオーダ相関およびこれら手法に対するMOS間距離がほとんど同一であることを示した。そして品質特性を一般的に調査するうえで,最短評価時間のACR法が最も効率的となった。次に,これら主観的手法の安定性を解析した。3Dビデオに対するMOSのCI(信頼区間)が2Dビデオの場合とほとんど同一であり,DCR法の安定性が他の手法よりも高いことを明らかにした。DSCQS法は高品質ビデオに対する最小CIを備えていた。最終的にこれら主観的評価法の識別能力を調査した。その結果は,DCR法が低品質ビデオに対する大きな差によりペア化MOS数という観点で他より良好な性能を備えていることを示した。しかしDSCQS法が高品質ビデオに対し他より良好な性能を備えていることを確認した。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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パターン認識  ,  図形・画像処理一般 
引用文献 (19件):
  • [1] ITU-R Recommendation BT.2021, “Subjective methods for the assessment of stereoscopic 3DTV systems,” Aug. 2012.
  • [2] ITU-R Recommendation BT.1438, “Subjective assessment of stereoscopic television pictures,” March 2000.
  • [3] ITU-R Recommendation BT.500-13, “Methodology for the subjective assessment of the quality of television pictures,” Jan. 2012.
  • [4] ITU-R Document 6Q/131-E, “Technical report: Comparison of DSCQS and ACR,” Oct. 2005.
  • [5] Q. Huynh-Thu and M. Ghanbari, “A comparison of subjective video quality assessment methods for low-bit rate and low-resolution video,” IASTED Signal Image Process, pp.70-76, Aug. 2005.
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