文献
J-GLOBAL ID:201402244340233032   整理番号:14A0668616

ジエルドリン分解菌類Mucor racemosus DDF株によるアルドリントランスジオールの新規リン酸化反応

Novel phosphorylation of aldrin-trans-diol by dieldrin-degrading fungus Mucor racemosus strain DDF
著者 (6件):
資料名:
巻: 92  ページ: 36-40  発行年: 2014年08月 
JST資料番号: E0518A  ISSN: 0964-8305  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
ジエルドリンは最も分解しにくい有機性汚染物質の一つであり,好気的微生物による酸化的分解経路で,6,7-トランス-ジハイドロキシジハイドロアルドリン(別名アルドリントランスジオールとして知られている)及び9-ハイドロキシジエルドリンへの酸化に関する報告は多い。ジエルドリン分解菌類,Mucor racemosus DDF株は,ジエルドリンレベルを少量のアルドリントランスジオールの同時的生産をともなって減少させることができた。DDF株によるアルドリントランスジオールレベルの減少もまた認められ,DDF株はジエルドリンを更に極性のある化合物へアルドリントランスジオール経由で転換することを暗示していた。アルドリントランスジオールから生じる代謝産物を同定した。DDF株はアルドリントランスジオールのレベルを下げ,未知な代謝産物を生産していた。超高性能液体クロマトグラフィー-エレクトロスプレイイオン化質量分析(UPLC-ESI-MS)は,代謝産物が,アルドリントランスジオールの硫酸化あるいはリン酸化誘導体であることを示し,6個の塩素原子を保持していた。誘導体候補物質を合成し,自然代謝産物及び合成物リン酸塩の保持時間とを比較した。共インジェクション実験の結果,代謝産物をアルドリントランスジオールのエキソ型及びエンド型リン酸塩であると決定した。この結果は,自然代謝産物(Δ=0.63ppm)の高分解能高速原子衝撃質量分析(HR-FAB-MS)によっても裏付けられた。アルドリントランスジオールのリン酸化反応産物が,微生物中でのリン酸塩共役体であるとした最初の報告例である。Copyright 2014 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
微生物生理一般  ,  農薬 
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る