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J-GLOBAL ID：201402244493684033   整理番号：14A0367978

コンテンションと隠れ端末を考慮した無線分散ネットワークの単純な解析方法

Simple analytical method for wireless distributed networks considering contending and hidden nodes

著者 (2件)： OKADA Hiraku (EcoTopia Sci. Inst., Nagoya Univ.) ,  MASE Kenichi (Graduate School of Sci. and Technol., Niigata Univ.)
資料名： IEICE Communications Express (Web)  (IEICE Communications Express (Web))
巻： 1  号： 3  ページ： 101-106 (J-STAGE)  発行年： 2012年 
JST資料番号： U0397A  ISSN： 2187-0136  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 無線分散ネットワーク(WDN)の効果的に活用例である,無線メッシュネットワークやモバイルアドホックネットワークの大部分は,無線媒体としてIEEE802.11無線LANを利用する。IEEE802.11の分散協調機能(DCF)は,CSMA/CAを利用してバックオフ機構により衝突回避し,さらに隠れ端末とさらし端末問題の存在がWDNの特性を複雑にする。本稿は,IEEE802.11 DCFを利用するWDNに対し,コンテンションと隠れ端末を考慮した単純なネットワークモデルとそれを利用する解析方法を提案した。チャネルの通信負荷を定式化し,それを用いて最大時と飽和時のスループットを求め,コンテンションと隠れ端末の影響を考察した。提案した解析モデルは,IEEE802.11 DCFの振舞いを単純化するが,解析結果はシミュレーションと一致した。

シソーラス用語： 無線伝送 ,  メッシュ網 ,  アドホックネットワーク ,  *無線LAN ,  規格 ,  *プロトコル ,  分散協調 ,  多元接続通信 ,  衝突回避 ,  衝突 ,  問題 ,  回線操作 ,  *解析モデル ,  通信チャネル ,  スループット ,  計算機シミュレーション ,  無線ネットワーク ,  モバイルアドホックネットワーク ,  *待ち行列モデル ,  無線メッシュ網 ,  搬送波感知多重アクセス/衝突回避方式 ,  計算機利用 ,  利用
準シソーラス用語： 分散ネットワーク ,  無線メッシュネットワーク ,  *IEEE 802.11 ,  *DCF ,  CSMA-CA ,  隠れ端末問題 ,  さらし端末問題 ,  コンテンション ,  ネットワークモデル

分類 (2件)： 移動通信  (ND08030H) ,  計算機網  (JC03000K)

引用文献 (7件)：

• [1] ANSI/IEEE Std 802.11, Wireless LAN medium access control (MAC) and physical layer (PHY) specifications, 1999.
• [2] G. Bianchi, “Performance analysis of the IEEE 802.11 distributed coordination function,” IEEE J. Sel. Areas Commun., vol. 18, no. 3, pp. 535-547, March 2000.
• [3] H. Wu, F. Zhu, Q. Zhang, and Z. Niu, “Analysis of IEEE 802.11 DCF with hidden terminals,” IEEE Global Telecommunications Conference, 2006.
• [4] O. Ekici and A. Yongacoglu, “IEEE 802.11a throughput performance with hidden nodes,” IEEE Commun. Lett., vol. 12, no. 6, pp. 465-567, June 2008.
• [5] L. Kleinrock, <i>Queueing systems volume 1; Theory</i>, John Wiley & Sons, 1975.

タイトルに関連する用語 (3件)： コンテンション ,  隠れ端末 ,  解析方法