文献

J-GLOBAL ID：201402244527519215   整理番号：14A1360931

ユーザビリティ評価プロセスの管理における意思決定を支援するためのシミュレーション利用

Using simulation to aid decision making in managing the usability evaluation process

著者 (4件)： HURTADO Nuria (Dep. of Computer Sci. and Engineering, Univ. of Cadiz, C/Chile n°1, 11003 Cadiz, ESP) ,  RUIZ Mercedes (Dep. of Computer Sci. and Engineering, Univ. of Cadiz, C/Chile n°1, 11003 Cadiz, ESP) ,  ORTA Elena (Dep. of Computer Sci. and Engineering, Univ. of Cadiz, C/Chile n°1, 11003 Cadiz, ESP) ,  TORRES Jesus (Dep. of Computer Sci. and Engineering, Univ. of Seville, Avda. Reina Mercedes s/n, 41012 Seville, ESP)
資料名： Information and Software Technology  (Information and Software Technology)
巻： 57  ページ： 509-526  発行年： 2015年01月 
JST資料番号： B0445B  ISSN： 0950-5849  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 背景:本稿は,ユーザビリティ工学に関わるものである。より具体的には,モデリングやシミュレーションを用いたユーザビリティ評価における意思決定支援に焦点を合わせた。目的:本稿の主要な目的は”UESim”の紹介にある。UESimは,システム動的シミュレーションモデルであり,ユーザビリティ評価において同評価チームが行う意思決定を支援する。手法:本研究を進めるために,筆者等は4つの主要な研究段階に従った。それらは,a)研究同定,b)研究進行,c)実行と観察,そしてd)省察である。これらの段階との関連で,文献の追補,モデルの構築と検証,モデルシミュレーション,およびそれらの結果,そして省察について述べた。結果:筆者等は,ユーザビリティ評価プロセスをシミュレートするモデルを開発かつ検証した。3種の異なるシミュレーションを通じて,評価チームの様々な構成が評価結果に与える影響を分析した。シミュレーションの結果は,ユーザビリティ評価プロセスの意思決定における同モデルの有用性が,採用した評価者の数や経験によって変化することを示唆している。結論:このようなシミュレーションモデルの利用による主な恩恵のひとつは,開発者が長期間の評価プロセスに関する重要指標の漸進的変化を観察することを可能にする点にある。UESimは,カスタム化可能なツールであり,ユーザビリティ評価プロセスの管理における意思決定を支援する。特に,重要なプロセス指標に対するユーザビリティ評価プロセスの主な管理オプションによる影響の分析を可能にする。Copyright 2014 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： 評価 ,  *使用性 ,  意思決定 ,  *シミュレーション ,  モデリング ,  システムダイナミックス ,  改良 ,  *ソフトウェアプロセス ,  ソフトウェア工学 ,  人間工学 ,  シミュレーションモデル
準シソーラス用語： ユーザビリティ評価 ,  使用性評価 ,  ソフトウェアプロセス改善 ,  ソフトウェアエンジニアリング ,  ユーザビリティ ,  ユーザビリティ工学

分類 (1件)： 計算機システム開発  (JD02010R)

タイトルに関連する用語 (5件)： ユーザビリティ評価 ,  プロセス ,  意思決定 ,  支援 ,  シミュレーション