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J-GLOBAL ID：201402244546444102   整理番号：14A0925157

電離放射線誘導性DNA損傷,応答および修復

Ionizing Radiation-Induced DNA Damage, Response, and Repair

著者 (2件)： SANTIVASI Wil L. (Ohio State Univ. Coll. Medicine, Ohio) ,  XIA Fen (Ohio State Univ. Coll. Medicine, Ohio)
資料名： Antioxidants & Redox Signaling  (Antioxidants & Redox Signaling)
巻： 21  号： 2  ページ： 251-259  発行年： 2014年07月10日 
JST資料番号： W2321A  ISSN： 1523-0864  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 電離放射線照射(IR)に対する細胞の応答およびそれらを標的とした治療法について概説した。まず,IR照射によりDNA二本鎖切断(DSB)が誘導されることを示し,細胞がこれらのDNA状態を監視するチェックポイントを持つことを示した。特に,このようなチェックポイントとして,S期チェックポイントを調節しているATRおよびATM,およびG1/S期チェックポイント応答を調節するDNA-PKについて解説した。次に,DSBの修復機構として相同的組換および非相同末端結合の詳細について解説した。最後に,このような機構を標的とした新規治療戦略の可能性として,相同的組換の阻害が癌の薬剤およびIRに対する感受性に影響することを例に解説した。PARP阻害剤と放射線療法併用の臨床的意義,GSK3βの機能についても紹介した。

シソーラス用語： 電離放射線 ,  *二本鎖DNA切断 ,  *生物学的放射線効果 ,  細胞周期 ,  相同組換え ,  *DNA修復 ,  セリン/トレオニンキナーゼ ,  タンパク質キナーゼ ,  酵素阻害剤 ,  分子標的治療薬 ,  抗腫瘍薬 ,  ADPリボシルトランスフェラーゼ ,  *腫瘍細胞 ,  抗腫瘍作用 ,  放射線療法 ,  PARP阻害剤 ,  チェックポイントキナーゼ ,  非相同末端結合 ,  DNA依存性蛋白質キナーゼ ,  グリコーゲン合成酵素キナーゼ3β ,  分子遺伝現象
準シソーラス用語： DNA-PK ,  GSK3β

分類 (2件)： 細胞レベルに対する影響  (EK02030D) ,  腫ようの実験的治療  (GE02040Y)

タイトルに関連する用語 (4件)： 電離放射線 ,  DNA損傷 ,  応答 ,  修復