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J-GLOBAL ID：201402244613001164   整理番号：14A0945978

シェル厚みと表面不動態化がPbS/CdSコア/シェル構造コロイド量子ドット太陽電池に及ぼす影響

Influence of Shell Thickness and Surface Passivation on PbS/CdS Core/Shell Colloidal Quantum Dot Solar Cells

著者 (10件)： NEO Darren C. J. (Univ. Oxford, Oxford, GBR) ,  CHENG Cheng (Univ. Oxford, Oxford, GBR) ,  STRANKS Samuel D. (Clarendon Lab., Oxford, GBR) ,  FAIRCLOUGH Simon M. (Univ. Oxford, Oxford, GBR) ,  KIM Judy S. (Univ. Oxford, Oxford, GBR) ,  KIRKLAND Angus I. (Univ. Oxford, Oxford, GBR) ,  SMITH Jason M. (Univ. Oxford, Oxford, GBR) ,  SNAITH Henry J. (Clarendon Lab., Oxford, GBR) ,  ASSENDER Hazel E. (Univ. Oxford, Oxford, GBR) ,  WATT Andrew A. R. (Univ. Oxford, Oxford, GBR)
資料名： Chemistry of Materials  (Chemistry of Materials)
巻： 26  号： 13  ページ： 4004-4013  発行年： 2014年07月08日 
JST資料番号： T0893A  ISSN： 0897-4756  CODEN： CMATEX  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： コロイド量子ドットCQD)素子の場合には,太陽光起電力効果が期待される開放電圧(V_oc)よりも低く,欠陥状態密度が高いために発生電流が制限される。本報告は,PbS/CdSコア/シェルCQDを用いてV_ocを高め,しかも不動態化方策を併用して光起電(PV)デバイス効率を向上させるレベルにまで短絡電流(J_scを保持できることを立証した。CdSシェル層が単に効果的な不動態化だけでなく,表面化学からコア電子エネルギーを緩衝する有効な不動態化の働きをする。これが結果として,J_scを犠牲にしてV_ocを増大させる。この相殺を軽減するために,シェル材料に負託するエネルギー障壁の替わりにハロゲン化物配位子を利用して,さらに,ハロゲン化物と2官能価1,2-エタンジチオール配位子との協調により不動態化の量を調整することができる。本技術により,シェル不動態化の影響に左右されずに光電流を増大させて,6%の電力変換効率を示す最善のデバイスが実現できた。

シソーラス用語： *構造 ,  シェル ,  厚み ,  表面 ,  不動態 ,  *不動態化 ,  硫化鉛 ,  硫化カドミウム ,  コロイド ,  *太陽電池 ,  *量子ドット ,  *光起電力効果 ,  エネルギー変換効率 ,  ハロゲン化物 ,  配位子 ,  配位子効果 ,  素子構造 ,  最適化 ,  *コアシェル構造
準シソーラス用語： 量子ドット太陽電池

分類 (2件)： 太陽電池  (NC03084O) ,  光伝導,光起電力  (BM03050J)

タイトルに関連する用語 (9件)： シェル ,  厚み ,  表面不動態化 ,  PbS ,  CdS ,  コア ,  シェル構造 ,  コロイド ,  量子ドット太陽電池