抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本研究の目的は,使用潤滑油量の削減や極圧添加剤の使用を避けることで,歯車装置の環境負荷低減を図ることにあり,次の二つの方法でこの目的を達成しようとしている。第1の方法は,高速運転条件下であっても潤滑油を歯車歯面に確実に到達させることができ,かつ少ない潤滑油量であっても効果的・効率的に歯車温度を低下させる潤滑法法を見出し,使用潤滑油量を低減すること。第2の方法は,歯車の最大すべり率を低く設計することで耐スカッフィング能を高め,極圧添加剤の使用を避けることである。ここでは,微少量潤滑法,すなわち遠心潤滑法あるいは噴霧潤滑法を適用することが潤滑油量低減に有効であることをジェット潤滑法の場合と比較しながら検討した結果を報告した。