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J-GLOBAL ID：201402244766240796   整理番号：14A0021557

FT-IR/ATR法によるRTVポリマー向け低環境負荷型硬化触媒の安定性評価

Characterization of Stability of a New Hardener for RTV Polymers with Reduced Environmental Risk for Aminosilane Coupling Agent by FT-IR/ATR Measurement

著者 (8件)： 井上一成 (三重大) ,  宮田和代 (三重大) ,  青木裕介 (三重大) ,  狩野幹人 (三重大) ,  八神寿徳 (三重大) ,  田中義身 (三重大) ,  中村修平 (三重大) ,  村上泰 (信州大)
資料名： 電気学会誘電・絶縁材料研究会資料  (電気学会研究会資料)
巻： DEI-13  号： 68-78  ページ： 23-26  発行年： 2013年11月01日 
JST資料番号： Z0908B  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： FT-IR/ATR法による室温硬化型(RTV)ポリマー用低環境負荷型硬化触媒の安定性評価について報告した。RTVポリマー向けの新しい低環境負荷型硬化触媒が探索されている。著者らは,チタンアルコキシドをベースとした硬化触媒を開発しているが,硬化速度,接着強度と貯蔵安定性を両立することは困難である。しかし特定の配合系においてテトラメチルグアニジン(TMG)の添加により硬化特性が向上することを確認している。一方,RTVを用いた実部材は,カップリング剤や充填剤などに対する硬化触媒の安定性によって触媒性能が変化する。本研究の目的は,安定化させたチタンキレートにTMGを加えた新規触媒の硬化速度,貯蔵安定性などを明らかにすることであり,RTVポリマーと同様の反応基を持つシリコンアルコキシドとチタンキレート触媒混合液をFT-IR/ATR法で測定し,RTV複合体を作製することなく新規触媒の硬化性能と貯蔵安定性の評価を可能にした。

シソーラス用語： ポリシロキサン ,  環境汚染 ,  貯蔵安定性 ,  ATR分光法 ,  *FTIR分光法 ,  *架橋剤 ,  無機酸エステル ,  アルコラート ,  環境負荷低減 ,  アルコキシシラン
準シソーラス用語： シリコーン ,  *ATR-FTIR分光法 ,  *硬化剤【高分子】 ,  シリコンアルコキシド ,  金属アルコキシド

分類 (1件)： 橋かけ  (YH04100E)

引用文献 (5件)：

• THE COMMISSION OF THE EUROPEAN COMMUNITIES COMMISSION DECUSION of 28 May (2009)
• S. Diez, S, Lacorte, P. Viana, D. Barcelo, and J. M. Bayona: “Survey of organotin compounds in rivers and coastal environments in Portugal 1999-2000”, Environmental pollution, Vol. 136, pp.525-536 (2005)
• D. Cao, G. Jiang, Q. Zhou, and R. Yang: ”Organotin pollution in China: An overview of the current state and potential health risk”, Journal of Environmental Managemant, Vol. 90, pp. S16-S24 (2009)
• 特願2010-245995
• 特願2012-088447

タイトルに関連する用語 (6件)： Ir ,  ATR法 ,  ポリマー ,  環境負荷 ,  硬化触媒 ,  安定性評価