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J-GLOBAL ID：201402244830343910   整理番号：14A0574119

安全な天井設計と天井脱落対策技術基準早わかり 第2章「天井等の非構造材の落下事故防止ガイドライン」と安全な天井設計「天井等の非構造材の落下事故防止ガイドライン」早わかり 機能維持と安全な天井設計|損傷制御としての耐震設計

著者 (2件)： 櫻庭記彦 (清水建設) ,  櫻庭記彦 (清水建設 技研)
資料名： 建築技術
号： 773  ページ： 88-93  発行年： 2014年05月17日 
JST資料番号： F0142A  ISSN： 0022-9911  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ここでは,軽量鋼製下地を使用した天井の地震時の損傷制御手法と,その注意点について述べる。ここに記す内容は,2011年東日本大震災における天井被災建物調査の結果,ならびにその後実施した40体以上の振動台実験による知見に基づくもので,地震外力に対し軽量鋼製天井下地材が,薄板かつ不可避的な偏心が介在する中,どのように力を伝達しまたは挙動しどのように損傷するか,を概説するものである。まず,軽量鋼製下地天井における力の流れについて述べ,クリップ,ハンガーおよび振れ止めのブレースについて説明している。合理的な天井下地の開発の必要性を述べている。つぎに,天井周囲とのクリアンスについて,クリアランスを設ける場合やクリアランスを設けない場合に関し説明している。また2段ブレースの注意点に関しても述べ,ぶどう棚と呼ばれる天井方式についても説明している。さらに,システム天井に関し,ライン型システム天井とグリッド型システム天井について説明している。そして,在来工法軽量鋼製下地天井の耐震化に関する注意点,課題に触れ,解決策のいくつかの提案事例を紹介したとしている。

シソーラス用語： 軽量化 ,  下地 ,  *制御 ,  *耐震設計 ,  震災 ,  振動台試験 ,  取付具 ,  金具 ,  工作物保持装置 ,  ブレース ,  間隙 ,  *天井
準シソーラス用語： クリアランス【間】 ,  クリップ【取付具】 ,  ハンガ ,  軽量 ,  鋼製下地 ,  振れ止め ,  *損傷制御 ,  耐震化 ,  東日本大震災

分類 (2件)： 床,天井  (RB03040H) ,  建築物の耐震,免震,制震,防振  (RB01035P)

タイトルに関連する用語 (12件)： 天井 ,  設計 ,  天井脱落 ,  対策 ,  技術基準 ,  構造材 ,  落下 ,  事故防止 ,  ガイドライン ,  機能維持 ,  損傷制御 ,  耐震設計