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J-GLOBAL ID:201402244973950361   整理番号:14A0598765

将来型リチウムイオン電池用材料の開発

著者 (5件):
資料名:
号: 138  ページ: 3-7  発行年: 2014年03月31日 
JST資料番号: S0825A  ISSN: 0285-6301  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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著者らは電池性能を向上させた将来型リチウムイオン電池用の新しい材料の開発を行っている。本年度の研究結果をまとめた。高電位で充放電可能なLiNi0.5Mn1.5O4(LNM)正極とフッ素置換電解液(FEC,フッ素化エチレンカーボネート)の組合せ系が優れた長期充放電サイクル性能を示した。これは正極表面に形成されたLiFを含む低抵抗の被膜の劣化抑制効果によることを示した。イオン液体電解質については,高性能を示すビス(フルオロスルホニル)イミドアニオン(FSI-)を有するイオン液体が高性能を有する。添加するLi塩としてLiBOB(リチウムビス(オキサラート)ボラート)とLiTFSI(リチウムビストリフルオロメタンスルホンイミド)の組合せが炭素負極のレート特性を著しく向上させた。LNM正極/炭素系負極と高電圧作動に適したMPPy(N-メチル-N-プロピルピロリジニウム)FSI電解質の組み合わせが一般有機溶媒より安定な長期サイクル充放電特性を示した。各種電解液中のSi薄膜負極のサイクル特性においてもEMIm(1-エチル-3-メチルイミダゾリウム)FSI系イオン液体のサイクル特性が優れる。炭素電極のバインダーとしてアルギン酸リチウムはセルのレート特性を向上させた。電極/電解質界面の物質移動過程の改善による。有機電解液については,LiFSI塩はDMC(炭酸ジメチル)などの低誘電率溶媒中でよく解離するので低ECのLiFSI塩/EC/DMC電解液を作成して電化額的特性を調べた。EC:DMC=1:9の系はEC:DMC=1:1の系よりイオン伝導度はやや低いが低粘度で,黒鉛/Liセルで最も優れたレート特性を示し,かつ非常に低い抵抗率のSEIが形成された。
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二次電池 
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