抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
走行中のビークルに給電可能な非接触給電装置(WPT)を開発した。低電磁放射・高効率・大エアギャップには互いにトレードオフがあるが,目標はバランスよくこれらを達成することである。試作機は,最終段整流器出力2kWで,低い電磁放射を維持しつつ,コイル間エアギャップ0.2~0.6m(路面型)および1~2m(側面型),コイル間効率80%以上を達成した。異なる形状の送電コイルの電磁放射を比較するために磁束をパラメータとして用いた。複数ループ構成の送電側コイルに関し,そのループ数が偶数の時は背面「シールド」(アルミ+フェライト製)がシールドとして機能せずに逆効果になることが分かり,実験およびシミュレーションでこれを確認した。本機を高速道路含む日常利用で使用する場合の実際の給電出力は14kW程度となり,これは受電コイル電圧を1000V程度にすることで可能になると見込まれる。(著者抄録)