文献

J-GLOBAL ID：201402246056286293   整理番号：14A0815214

種の相互作用はコンテキストにどのように依存しているか?

How context dependent are species interactions?

著者 (5件)： CHAMBERLAIN Scott A. (Rice Univ., TX, USA) ,  CHAMBERLAIN Scott A. (Simon Fraser Univ., BC, CAN) ,  BRONSTEIN Judith L. (Univ. Arizona, AZ, USA) ,  RUDGERS Jennifer A. (Rice Univ., TX, USA) ,  RUDGERS Jennifer A. (Univ. New Mexico, NM, USA)
資料名： Ecology Letters  (Ecology Letters)
巻： 17  号： 7  ページ： 881-890  発行年： 2014年07月 
JST資料番号： W1157A  ISSN： 1461-023X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 符号(-,0,+)および/または強度(弱から強)が,生物的または非生物的コンテキストの関数として変化するとき,相互作用の結果はコンテキストに依存する。このコンテキスト依存性は一般的であると思われるが,自然におけるその分布は十分に記述されていない。本稿ではメタ分析を使用し,すでに発表されている247論文について,種の相互作用の結果(競争,相利共生,あるいは捕食)の変化を定量化した。しかし,著者らの期待に反して,エフェクトサイズの大きさの変化は,種間の相互作用の中で差は無く,しかも,相利共生はコンテキスト全体に渡り符号を変更する可能性が最も高い(そして捕食は最も可能性が低い)にも関わらず,相利共生の競争からの差は強くは認められなかった。また,種の相互作用の強度と符号は,両方とも空間と非生物勾配に沿って最も変化し,第三の種の存在/不在の作用としては最も変化が少なかった。しかし,これらのコンテキストタイプにおける,コンテキスト依存の程度は,相利共生,競争や捕食研究の間で一貫性がなかったが,注目すべきことは,実験室での研究が結果において最も高いバリエーションを示し,研究場所と生態系タイプはコンテキスト依存性の程度で変化した。

シソーラス用語： *生物相互作用 ,  種間競争 ,  共生 ,  動物行動 ,  *文脈 ,  *依存性 ,  相利共生 ,  *文脈依存性 ,  捕食行動
準シソーラス用語： 捕食

分類 (1件)： 異種生物間相互作用  (EE01050A)

タイトルに関連する用語 (3件)： 種 ,  相互作用 ,  コンテキスト