文献
J-GLOBAL ID:201402246280173020   整理番号:14A1048108

鹿児島県大隅半島におけるヤマネGlirulus japonicusの生息確認と分布

著者 (3件):
資料名:
巻: 40  ページ: 1-6  発行年: 2014年05月29日 
JST資料番号: L8296A  ISSN: 1882-7551  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
鹿児島県におけるヤマネの生息実態について,大隅半島を中心に調査を行い,ヤマネの分布を確定するとともに,大隅半島における南限種としての意義と地域個体群としての位置付けを行った。調査は,2013年から2014年にかけて,大隅半島内の,北は高隅山系の鹿児島大学農学部付属演習林から南は木場岳南部麓の計8カ所に巣箱と自動撮影装置を設置して実施した。その結果,高隅山系,肝付山系および稲尾岳山系の一部地域においてヤマネが撮影され,大隅半島において約50年ぶりにヤマネの生息が再確認された。ヤマネが撮影されたのは低および中標高域で,高標高域では生息が確認されなかった。ヤマネの生息しうる森林の広がりは比較的狭く,ヤマネの撮影頻度が低かったことから,個体数はあまり多くなく,低密度であると推測された。ヤマネの生息を確認できなかった自然林地域があったことから,各地域で孤立した個体群として存続している可能性が高いことが示唆された。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
動物生態学一般 
引用文献 (26件):
  • 福馬場 稔.2003.築城町でのヤマネの発見.森のめぐみの里づくり(まちづくり推進室,編),pp.86-89.築城町まちづくり推進室,築城町.
  • 船越公威.2000.コウモリ.冬眠する哺乳類(川道武男・近藤宣昭・森田哲夫,編),pp.103-142.東京大学出版会,東京.
  • 日野光次・森田忠義.1964.鹿児島県の動物.鹿児島の自然(鹿児島県理科教育協会,編),pp.173-193.鹿児島県理科教育協会,鹿児島.
  • Iwasa, M. A. 2005. Glirulus japonicas (Schinz, 1845). In (S. D. Odachi, Y. Ishibashi, M. A. Iwasa and T. Saitoh, eds.) The Wild Mammals of Japan, pp.142-143. SHOUKADOH Book Sellers, Kyoto.
  • 金子之史.2005.ヤマネJapanese Dormouse.日本の哺乳類[改訂版](阿部 永,監修),p.145.東海大学出版会,秦野.
もっと見る
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る