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J-GLOBAL ID：201402246419271820   整理番号：14A1020693

有機-無機転換工程の導入による新素材の作製

New Material Fabrication through the Organic-inorganic Conversion Process

著者 (12件)： 宍戸統悦 (東北大 未来科学技術共同研究セ) ,  宍戸統悦 (東北大 金属材料研) ,  湯葢邦夫 (東北大 金属材料研) ,  關成之 (仙台高等専門学校) ,  佐藤友章 (仙台高等専門学校) ,  野村明子 (東北大 金属材料研) ,  林好一 (東北大 金属材料研) ,  松永敬浩 (東ソー 技セ) ,  稲葉克彦 (リガクX線研究所) ,  吉川彰 (東北大 未来科学技術共同研究セ) ,  吉川彰 (東北大 金属材料研) ,  羽賀浩一 (仙台高等専門学校 地域イノベーション広瀬セ)
資料名： Journal of Flux Growth  (Journal of Flux Growth)
巻： 9  号： 1  ページ： 2-10  発行年： 2014年06月30日 
JST資料番号： L7066A  ISSN： 1881-5316  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 有機金属ポリマー(ポリカルボシラン:PC)を前駆体にした無機SiC連続繊維,ポリカルボシランの応用によるセラミック成型体作成,セラミック粒子分散強化型Fe-13Cr合金の作成とそれらの性質,およびアセチルアセトナート亜鉛{Zn(acac)₂}を前駆体にした光触媒ZnO繊維の作成法と,得られた繊維の性質を記した。SiC連続繊維は,PCを加熱して紡糸した繊維を不活性ガス中で加熱して作成した。得られたSiC繊維は優れた耐熱・高強度特性を示し,繊維強化型複合材料の素材に活用できる。ZnO繊維はZn(acac)₂粉末を昇華させてZn(acac)₂繊維とし,過熱水蒸気により無機ZnO繊維に転換後,酸素雰囲気ガス中で加熱保持して,結晶性を高めた。得られた繊維状ナノ単結晶ZnOは可視光でも光触媒特性を持つことが分かった。

シソーラス用語： ポリカルボシラン ,  炭化ケイ素 ,  土木繊維 ,  分散強化合金 ,  鉄合金 ,  クロム合金 ,  光触媒 ,  酸化亜鉛 ,  亜鉛錯体 ,  耐熱材料 ,  繊維 ,  単結晶 ,  *ハイブリッド複合材料 ,  *セラミック ,  *複合材料 ,  合金化 ,  炭化ケイ素系繊維 ,  *材料 ,  金属錯体 ,  *有機金属化合物 ,  脂肪族ケトン ,  ジケトン
準シソーラス用語： 連続繊維 ,  高強度繊維 ,  *有機無機ハイブリッド材料 ,  *セラミック複合材料 ,  *新素材 ,  有機金属錯体

分類 (3件)： セラミック材料試験  (HB04000M) ,  塩  (CD01050V) ,  第11族,第12族元素の錯体  (CE01050Y)

物質索引 (1件)： acac

引用文献 (47件)：

• Gmelin Handbook of Inorganic Chemistry (Springer-Verlag, Berlin), 1984, B2 and 1986, B3.
• T. D. Gulden, J. Am. Ceram. Soc., 1969, 52, 585.
• C. W. Forrest, P. Kennedy, J. Shennan, Special Ceramics 5, P. Popper (Ed.) (British Ceramic Research Assn.), 1972, 99.
• S. Prochazka, R. J. Charles, Am. Ceram. Soc. Bull., 1973, 52, 885.
• M. L. Torti, R. A. Alliegro, D. W. Richerson, M. E. Washburn, G. Q. Weaver, Proc. Br. Ceram. Soc., 1973, 22, 129.

タイトルに関連する用語 (3件)： 転換 ,  新素材 ,  作製