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J-GLOBAL ID:201402246452885914   整理番号:14A1007572

焼きばめ鋼で強化された溶融成形型のGd-Ba-Cu-Oバルク超伝導体の17.6Tに至る捕捉磁場

A trapped field of 17.6T in melt-processed, bulk Gd-Ba-Cu-O reinforced with shrink-fit steel
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資料名:
巻: 27  号:ページ: 082001,1-5  発行年: 2014年08月 
JST資料番号: T0607A  ISSN: 0953-2048  CODEN: SUSTEF  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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捕捉磁場磁石,あるいは超伝導バルク磁石は,様々な工学分野における画期的な技術を提供する。これらは永久磁石のように見えるが,10T以上の強い磁場を発生することも可能である。更に,これらは携帯可能で,様々な状況の下において高磁場を活用できる。即ち,デスクトップ型NMR,浄水用の携帯型磁気分離システム,磁気薬物伝達システム,および超伝導モーターなどを含む捕捉磁場に基づく幾つかの新しい応用が開発されている。大きな結晶粒から成るバルクの(RE)Ba2Cu3O7-δ(REは希土類元素)超伝導体の磁場を捕捉する能力は,それらの臨界電流によって決定される。しかし,高磁場を捕捉できるバルクの試料は,比較的大きなローレンツ力を受け,また,この種の試料の性能は主として引っ張り強度によって制限される。従って,試料の補強が,技術的に重要な材料の性能を改善するための鍵である。本研究では,トップシード溶液成長法で合成し,焼きばめステンレス鋼で補強した直径が25mmの銀をドープした2つの積層型GdBCOから成るバルク超伝導体における17.6Tに至る高い捕捉磁場について報告する。この試料合成技術は,比較的単純で,装置が安いという長所を持ち,継続的な電源なしに高磁場を発生できる携帯可能な装置である。Agを含むバルクのGdBCOの最も性能の優れた2つの積層型試料は,26Kで17.8Tの外部磁場によって磁化すると,17.6Tを超えたピーク磁場を捕捉し,この値は,現在までに報告されているバルクの超伝導体中に捕捉された最も高い磁場である。また,試料を焼きばめ鋼で補強するための比較的簡単な技法を直接実証した。これはセラミック材料に一般的に応用され,手順や機構が良く理解されている実行が簡単な技術である。
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分類 (1件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
酸化物系超伝導体の物性 

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