文献

J-GLOBAL ID：201402246476386862   整理番号：14A1380656

ビームフォーミングアンテナを用いた移動体への無線電力伝送に関する研究

著者 (1件)： 沢田浩和 (東北大 電通研)
資料名： 電気通信普及財団研究調査報告書(CD-ROM)
号： 27  ページ： 307-313  発行年： 2012年12月 
JST資料番号： J0374B  ISSN： 1346-0404  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： レトロビームフォーミングアンテナを用いて,移動体端末から発信された信号を増幅して返送することにより端末側の充電を行う手法について検討し,その実現可能性について基礎的実験を行った。具体的には,レトロビームフォーミングアンテナを用いた無線電力伝送システム(レトロビームフォーミングアンテナを用いることで,端末の方向を探す必要がなく,ビーム制御に複雑な制御回路が不要である)について説明し,この無線電力伝送システムに適した周波数を選定するために使用可能な周波数帯の検討と回線設計の検討,ビームフォーミングアンテナ解析等について述べた。さらに,2.4GHz帯を使用した電力伝送実験を行って,1)端末用送受信ロッドアンテナの反射特性,2)反射板付きモノポールアレイアンテナの反射特性,3)増幅器の周波数特性,4)送受信電力比の測定,等について報告した。

シソーラス用語： *電力供給 ,  *無線伝送 ,  *携帯端末 ,  ビーム成形 ,  *信号増幅 ,  *充電 ,  周波数帯 ,  選択 ,  回線設計 ,  特性 ,  増幅器 ,  周波数特性 ,  アレイアンテナ ,  *ビームアンテナ ,  制御 ,  アンテナ測定 ,  *無線電力伝送
準シソーラス用語： ビームフォーミング ,  ビーム制御 ,  移動端末 ,  周波数帯域選択 ,  反射特性

分類 (2件)： アンテナ  (ND06000M) ,  移動通信  (ND08030H)

引用文献 (8件)：

• アンテナ工学ハンドブック、p226、電子情報通信学会編、オーム社
• “ワイヤレス電力供給技術”、日経エレクトロニクス http://techon.nikkeibp.co.jp/article/WORD/20070326/129509/
• “ワイヤレス電源”、日経ビジネス、 http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20090518/194976/
• “世界初、ワイヤレス電力伝送シート”、東京大学 http://www.ntech.t.u-tokyo.ac.jp/Research/Research_wireless/documents/wireless_handout_jp. pdf
• “セイコーエプソンと村田製作所,非接触で給電する「携帯型充電器」を試作”Tech-on http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20081125/161805/?ST=device

タイトルに関連する用語 (3件)： 移動体 ,  無線電力伝送 ,  研究