抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本論では,行政評価の一環としての協働事業評価とともに,NPO(民間非営利組織)の視座から,また地域コミュニティの視座から協働の政策体系を整理し,協働評価のあり方を再度問い直す。具体的には,行政の政策体系の視座から行政が主導する協働事業評価を,また,NPOの政策体系の視座から協働事業評価を意味づけることによって,評価対象としての協働事業の特質を明らかにする。また,協働事業そのものを対象とする事業評価に議論を限るのではなく,協働事業がその一部を構成する政策体系全体を,行政の視座,NPOの視座,地域コミュニティの視座から再構成することにより,社会変革の道具としての協働評価の役割の可能性とともに,実践的な公共の在り方への示唆を提示する。このような評価の議論を通して,NPOの協働並びに公共の担い手としての可能性を明示する。(著者抄録)