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J-GLOBAL ID：201402246846115685   整理番号：14A0317435

db/dbマウスにおけるグリコーゲンホスホリラーゼbと糖尿病進展に対するオイゲノール低減クローブ抽出物の影響

Effects of eugenol-reduced clove extract on glycogen phosphorylase b and the development of diabetes in db/db mice

著者 (7件)： SANAE Fujiko (Hokuriku Univ., Kanazawa, JPN) ,  KAMIYAMA Ogusa (Hokuriku Univ., Kanazawa, JPN) ,  IKEDA-OBATAKE Kyoko (Hokuriku Univ., Kanazawa, JPN) ,  HIGASHI Yasuhiko (Hokuriku Univ., Kanazawa, JPN) ,  ASANO Naoki (BioApply Co., Ltd., Kanazawa, JPN) ,  ADACHI Isao (Univ. Toyama, Toyama, JPN) ,  KATO Atsushi (Univ. Toyama, Toyama, JPN)
資料名： Food & Function  (Food & Function)
巻： 5  号： 2  ページ： 214-219  発行年： 2014年02月 
JST資料番号： W2339A  ISSN： 2042-6496  CODEN： FFOUAI  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： クローブ(Syzygium aromaticum)の50%水溶エタノール抽出物には,一次ラット肝細胞におけるグリコーゲンホスホリラーゼbとグルカゴン刺激グルコース産生に対する用量依存的な阻害作用があることを見い出した。組成分の中で,オイゲニインが一次ラット肝細胞におけるグリコーゲンホスホリラーゼbとグルカゴン刺激グルコース産生を阻害し,IC₅₀値は各0.14,4.7 μMである。対照的に,オイゲノールはグリコーゲンホスホリラーゼbに有意な阻害作用を示さず,濃度は400 μMである。オイゲノール低減クローブ抽出物(erCE)を調製し,これをdb/dbマウスに給餌すると血中グルコースとHbA_1cレベルを抑制した。更にerCE給餌無給餌のコントロールに比べて,erCE給餌のdb/dbマウスにおいて血中トリグリセリドと非エステル化脂肪酸レベルが各5%,10%低下した。これらの結果は,erCEを含む食餌性サプリメントはグルコースと脂質の代謝を改善し,高血糖症とメタボリックシンドロームの進展を防ぐのに寄与することを示唆している。

シソーラス用語： *チョウジ ,  *マウス ,  *病態モデル ,  *糖尿病 ,  雄性 ,  動物実験 ,  溶媒抽出 ,  肝細胞 ,  グリコーゲンホスホリラーゼ ,  グルカゴン ,  依存性 ,  阻害 ,  脂質代謝 ,  糖質代謝 ,  食餌効果 ,  ヘモグロビンA1 ,  血糖降下作用 ,  脂肪族アルコール ,  芳香族カルボン酸 ,  多価フェノール ,  糖エステル ,  カルボン酸エステル ,  フェノール類 ,  アリル化合物 ,  フェノールエーテル ,  ヘキソース ,  アルドース ,  HbA1c ,  *db/dbマウス ,  *フトモモ科 ,  *ネズミ亜目
準シソーラス用語： 用量依存性

分類 (4件)： 食品の化学・栄養価  (FJ01020J) ,  調味料,香辛料  (FJ10010W) ,  糖質代謝作用薬の基礎研究  (GW13020Q) ,  糖質の代謝と栄養  (EJ02035H)

物質索引 (4件)： エタノール ,  オイゲニイン ,  オイゲノール ,  グルコース

タイトルに関連する用語 (9件)： Db ,  マウス ,  グリコーゲン ,  ホスホリラーゼB ,  糖尿病 ,  進展 ,  オイゲノール ,  クローブ ,  抽出物