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J-GLOBAL ID:201402247301965114   整理番号:14A1034059

代謝工学的に改変した大腸菌による遊離一価不飽和脂肪酸の産生

Production of free monounsaturated fatty acids by metabolically engineered Escherichia coli
著者 (6件):
資料名:
巻:号: Apr  ページ: 7:59 (WEB ONLY)  発行年: 2014年04月 
JST資料番号: U7022A  ISSN: 1754-6834  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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低温流動性と酸化安定性を考慮した場合,一価不飽和脂肪酸(MUFAs)はバイオディーゼルのための最良の構成要素である。しかし,植物油脂または微生物脂質由来のバイオディーゼル燃料は,実用的用途を妨げる多価不飽和脂肪酸と飽和脂肪酸(SFAs)から常に構成される。従って,脂肪酸組成は油脂と脂質生産を強化するのはもちろんMUFA含有量を増加させるように修正させる必要がある。モデル微生物大腸菌が遊離MUFAsを産生するように遺伝子操作された。シロイヌナズナ由来の脂肪酸アシル-ACPチオエステラーゼ(AtFatA)と脂肪酸デサチュラーゼ(SSI2)が,特異的に遊離不飽和脂肪酸(UFAs)を放出しUFASへのSFAを変換するためにE.coli BL21 star(DE3)で異種特異的に発現された。脂肪酸異化作用をブロックするために内因性fadD遺伝子(アシルCoAシンテターゼ)を妨害し,一方天然アセチルCoAカルボキシラーゼ(ACCase)を過剰発現して,マロニル補酵素A(マロニル-CoA)プールを増加させて脂肪酸生合成を増強した。最終的に遺伝子操作された株BL21ΔfadD/pE-AtFatAssi2&pA-accは振盪フラスコ条件下で82.6 mg/Lの遊離脂肪酸(FFAs)を産生し,グルコースに対するFFAsは理論収率の約3.3%に達した。2種類のMUFAs,すなわち,パルミトレイン酸(16:1Δ9)およびcis-バクセン酸(18:1Δ11)がFFA分布の75%以上を占めた。この菌株の流加発酵は脂肪酸組成に影響を与えずに1.27g/Lの力価にFFAs産生をさらに増強した。本研究は代謝工学的アプローチを用いて脂肪酸組成を調節する可能性を実証した。組換大腸菌株によって産生されたFFAsは高レベルのMUFAsから構成され,これらの脂肪酸から製造されるバイオディーゼルは現代のディーゼル機関により適しているであろう。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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生物燃料及び廃棄物燃料  ,  遺伝子操作 
タイトルに関連する用語 (4件):
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