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J-GLOBAL ID：201402247669620168   整理番号：14A0434361

カルシウムベース二酸化炭素吸着剤を用いた石炭の亜臨界水蒸気ガス化の速度論的研究

Kinetic Study of Subcritical Steam Gasification of Coal Using Calcium-Based Carbon Dioxide Sorbent

著者 (4件)： KUMABE Kazuhiro (Gifu Univ., Gifu, JPN) ,  NISHIMURA Yoshiyuki (Gifu Univ., Gifu, JPN) ,  KAMBARA Shinji (Gifu Univ., Gifu, JPN) ,  MORITOMI Hiroshi (Gifu Univ., Gifu, JPN)
資料名： Industrial & Engineering Chemistry Research  (Industrial & Engineering Chemistry Research)
巻： 53  号： 6  ページ： 2183-2188  発行年： 2014年02月12日 
JST資料番号： C0385C  ISSN： 0888-5885  CODEN： IECRED  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本稿では,600-727°Cと3-20MPaにおけるCa(OH)₂でのAdaro及び太平洋石炭サンプルの亜臨界水蒸気ガス化に関する速度論研究を新規な反応統合ガス化による水素製造(HyPr-Ring)プロセスにおける反応速度に関する部分的水蒸気圧と炭質への効果を調べる為に実験室スケール回分反応器を使用することによって調査した。次の結論を導いた。1)Ca(OH)₂によるCO₂吸着速度は,石炭ガス化によるCO₂生成のそれよりも早かった。2)石炭中の揮発性物質とチャーの構成要素の並列一次反応モデルで表されるガス化反応機構は,実験結果とよく一致した。3)目標のH₂製造は,反応の初期段階において揮発物からのタールを経由して主に生成された。4)水蒸気のより低い分圧は,H₂生成を増加し,炭化水素ガス生成を減少した。5)揮発性物質の増加は,H₂及び炭化水素ガス生成物の収率を増加させると期待される。

シソーラス用語： *カルシウム ,  *二酸化炭素 ,  *吸着剤 ,  *石炭 ,  *臨界 ,  *臨界現象 ,  *ガス化 ,  *速度論 ,  水酸化カルシウム ,  生産 ,  製造 ,  反応速度 ,  回分反応器 ,  吸着 ,  揮発分 ,  チャー ,  一次反応 ,  モデル ,  炭化水素ガス ,  収率
準シソーラス用語： *亜臨界 ,  *水蒸気ガス化 ,  水素製造 ,  揮発性物質

分類 (2件)： 石炭の物理的・化学的処理  (YE04040E) ,  抽出  (XD02030B)

タイトルに関連する用語 (8件)： カルシウム ,  酸化炭素 ,  吸着剤 ,  石炭 ,  亜臨界 ,  水蒸気ガス化 ,  速度論 ,  研究